映画興行成績：役所広司主演「八犬伝」初登場首位　「劇場版ACMA：GAME」「がんばっていきまっしょい」など新作5本

　10月28日に発表された25～27日の映画観客動員ランキング（興行通信社調べ）によると、山田風太郎さんのファンタジー小説を俳優の役所広司さん主演で映画化した「八犬伝」（曽利文彦監督）が初登場で首位を獲得した。公開初日から3日間で、動員が約12万5700人、興行収入が約1億6800万円を記録した。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　初登場作品では、4月期放送の連続ドラマ「ACMA：GAME アクマゲーム」（日本テレビ系）の続編となる映画「劇場版 ACMA：GAME アクマゲーム 最後の鍵」（佐藤東弥監督）が4位にランクイン。公開初日から3日間で、動員が約4万5700人、興行収入が約6300万円を記録した。正源司陽子さんらアイドルグループ「日向坂46」の4期生11人が映画初出演を果たした「ゼンブ・オブ・トーキョー」（熊切和嘉監督）が8位、実写映画化、ドラマ化もされた敷村良子さんの青春小説が原作の劇場版アニメ「がんばっていきまっしょい」（櫻木優平監督）が9位、M・ナイト・シャマランが監督・脚本を手掛けるサスペンススリラー「トラップ」が10位に初登場した。

　前週まで2週連続1位だった「室井慎次　敗れざる者」（本広克行監督）は2位となった。週末3日間で動員が約8万9700人、興行収入が約1億2900万円を記録。累計では、動員が80万人、興行収入が11億円を突破している。「ジョーカー：フォリ・ア・ドゥ」（トッド・フィリップス監督）は3位となり、週末3日間で動員が約5万5600人、興行収入が約8900万円を記録。累計では、動員が57万人、興行収入が9億円を超えている。

　1位　八犬伝
　2位　室井慎次　敗れざる者
　3位　ジョーカー：フォリ・ア・ドゥ
　4位　劇場版 ACMA：GAME アクマゲーム 最後の鍵
　5位　ラストマイル
　6位　侍タイムスリッパー
　7位　JUNG KOOK：I AM STILL
　8位　ゼンブ・オブ・トーキョー
　9位　がんばっていきまっしょい
　10位　トラップ