監察医 朝顔2025新春スペシャル
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1月3日(金)放送分
人気時代劇「暴れん坊将軍」(テレビ朝日系、1978~2003年)シリーズが約17年ぶりに復活する、「テレビ朝日ドラマプレミアム『新・暴れん坊将軍』」(2025年1月4日午後9時)の会見がこのほど行われ、主人公で江戸幕府八代将軍・徳川吉宗役の松平健さんが出席した。
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2008年12月のスペシャル以来放送がなかった「暴れん坊将軍」。松平さんは、シリーズ復活を「熱望していた」と話す。復活の経緯について聞くと、今作を手掛ける三池崇史監督と、ドラマ「警部補ダイマジン」(テレビ朝日系、2023年)の現場で話したことがきっかけだったのでは、と明かす。
「『ダイマジン』に出させていただいた時、三池監督と新しい『暴れん坊』をやりたいですよねとお話をしていて。(復活したのは)あの時のお話が盛り上がったからなのかな、と。(2024年は)芸能生活50周年でもあったので、テレビ朝日さんが祝ってやってくれたのかなとも思っています。ぜひやりたいですと即、お返事しました」。
「いろいろな時代劇をやらせてもらってきましたが、間違いなく私の代表作です」と語る。「ファンの方からも『新しいのをやってほしい』という言葉もいただいていました。あれから17年たちテレビの時代劇がどんどん減っていって、いわゆる“ラスたち”(ラストの立ち回り)がある時代劇はほとんど見なくなりましたが、『暴れん坊将軍』は今でも(早朝の)再放送を見ると、とても面白いので、復活できたらいいなと思っていたんです」。
時代劇が減少の一途をたどることに、寂しさを感じていた。
「映画では時代劇が多く公開されているようですが、ただ昔ながらの完全懲悪な作品はなかなかないですよね。真田広之さんの『SHOGUN 将軍』が海外で高い評価を受けましたが、日本の時代劇が(世界から)興味を持ってもらえることは大変うれしいことですよね。もっともっと時代劇が復活できたらいいなと思っています。私は『暴れん坊将軍』は、子供の教育にもいいのではと昔から思っていたんです。悪いことをすると“成敗”されるので(笑)。史実に沿った物語も描かれるので勉強にもなるかな、と。(今回の復活で)若い方々が見てくれたら、それ以上にうれしいことはないですね」
今作は、吉宗の治世となってから二十有余年後が舞台。シリーズ当初は若き将軍だった吉宗も還暦を控え、世継ぎ問題に直面する。嫡男・家重(西畑大吾さん)は病のため右腕と顔に麻痺(まひ)があり、江戸城内では廃嫡を望む声も上がる中、巨大な陰謀が将軍家に襲いかかる。
かつての若き吉宗ではなく「その後の吉宗をやりたいと」と自ら提案したことも明かし「初めて物語に吉宗の息子たちが登場し、今までにない“父親としての顔”を見せています。親子の確執が描かれ、将軍の座を狙う者も現れるなどいろいろな要素が盛り込まれ、すごい見応えがあります。オープニングから立ち回りがあり、最後にまた大立ち回りがあるのも見どころです。(新しい部分はありつつ)“暴れん坊の世界観”がちゃんとあります」とアピールした。
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