直木賞作家・島本理生さんの約2年ぶりという長編小説「天使は見えないから、描(か)かない」が1月29日、新潮社から発売された。同作は、唯一無二の愛を貫くために18歳差の叔父と姪がだどり着いた究極のハッピーエンドを描く物語。島本さんは「自分でも想定していなかった向こう側までたどり着いたように感じました。数年前なら書けなかったと思います」と語っている。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
発売にあわせ、俳優の清原果耶さんとフリーアナウンサーの宇垣美里さんからのメッセージが公開された。清原さんは「ただ願う。これが私たちの話であることを」、宇垣さんは「どうしても手放せなかった愛をふと思い出してたまらなくなった」とコメントしている。
同作の主人公は、33歳の弁護士・永遠子。結婚3年目の夫と問題のない関係を保ちながらも、18歳年上の実の叔父・遼一としばしば逢瀬を重ねている。しかし、夫が浮気相手を妊娠させて離婚し、その後、惰性で付き合った恋人とも別れてしまう。子供の頃から抱いていた叔父へのいびつな欲望に向き合った永遠子が気付いた唯一無二の愛とは……。
「天使は見えないから、描かない」は四六判・ハードカバー丸背、256ページ。価格は1870円。
新刊コミックス情報をお伝えする「今週の新刊」。2月25日~3月1日に発売される主なコミックスは約400タイトル。あずまきよひこさんの人気マンガ「よつばと!」の約4年ぶりの新刊とな…
アニソンの充実ぶりで知られるタワーレコード新宿店のアニメ担当バイヤー樋口翔さんが、アニソンの売れ筋や販売現場の生の声を伝える「新宿アニソンスコープ」。同店の2月9~16日の1位は…
小説投稿サイト「小説家になろう」から生まれた日向夏さんのライトノベルが原作のテレビアニメ「薬屋のひとりごと」の初となる展示イベント「TVアニメ『薬屋のひとりごと』展」の描き下ろし…
広瀬すずさん主演の連続ドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」(TBS系、金曜午後10時)の第1話(1月24日放送)から第4話(2月14日放送)までのTVer総再生数が1000万回…
プロスケーターの羽生結弦さんが、2月25日発売の男性向けライフスタイルマガジン「GOETHE(ゲーテ)」(幻冬舎)4月号の表紙に登場する。