名探偵コナン
#1201「私が犯人です」
5月9日(土)放送分
角川スニーカー文庫(KADOKAWA)の谷川流さんの人気ライトノベル「涼宮ハルヒ」シリーズが、2026年にテレビアニメ放送20周年を迎えることを記念して「涼宮ハルヒの御礼」プロジェクトが本格始動することが明らかになった。プロジェクト第1弾として劇場版「涼宮ハルヒの消失」が2026年2月6日から2週間限定でリバイバル上映される。プロジェクトの始動を記念して、原作者の谷川さんがコメントを寄せた。
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「涼宮ハルヒ」シリーズは、宇宙人や未来人、超能力者、超常現象が大好きな女子高生・涼宮ハルヒと平凡な男子高生のキョンらの周りで、不思議な出来事が次々と起こり、ドタバタに巻き込まれる……というストーリー。第1巻「涼宮ハルヒの憂鬱」が2003年に刊行され、2006、09年にテレビアニメが放送されたほか、2010年には劇場版アニメ「涼宮ハルヒの消失」が公開された。
◇谷川流さんのコメント
編集氏からアニメ化の話を聞いたのがいつだったかは忘れてしまいましたが、初めて京都アニメーションを訪れたのは2005年の初春頃でした。当時「AIR」が放映中だったので確かです。その時の僕は役員の方々やスタッフの皆さんに「よろしくお願いします」と頭を下げたら自分の仕事は終わったも同然だと思っていたのですが、そこから「それではどのようなアニメにしましょうか」と、いきなりシームレスに会議が始まったこと、そしてどうやら僕の意見を求めておられるらしいことに驚きました。
果たしてそれは僕が考えていいものなのか? とは言え、さすがにノープランだったわけでもなく、最初に僕が述べたのは「一巻目の『憂鬱』だけで1クールできませんか?」でした。と言うのも僕はあのラストシーンがそこそこ気に入っていて最終話はアレで終わるのがちょうどいいと考えていたからです。スタッフ諸氏はしばらく「うーん」と思案しておられるようでしたが、やがて「やれないことはないが著しく間延びしたものになり原作にあったテンポのよさが失われるだろう」と言うような意味の返答をくださいました。けだしもっともです。
そこで僕が発したのが「では『憂鬱』エピソードの合間に短編エピソードを順不同かつ時系列の整合性など全く考慮せずに挿入していくというのはどうか」というものでした。何が何でも『憂鬱』ラストを最終回にしたい一心のようですが、 その場の思いつきを口にしただけだった気がします。それから数カ月後、湖の畔の研修センターのような所で構成会議が行われました。いつのまにかその案は決定事項になっており、後はどの短編をどのタイミングで放り込んでいくかに焦点は移っていました。ひょっとしたらあの放映順は適当に決めたんじゃないかと思っている人がいるかもしれませんが、実際は全員頭が割れそうになるほど考えたのです。いやもう本当に。
あれから20年、それだけ経過してもハルヒたちが動いているのが見れたり声を聞けたりするのは、あの時アニメーション製作に携わってくれた方々と楽しんでくれた皆様のおかげでしかありません。重ねて御礼申し上げます。ありがとうございました。
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