ドラえもん
「大みそかだよ!ドラえもん1時間スペシャル」
12月31日(水)放送分
吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)さんの人気マンガが原作のアニメ「鬼滅の刃」の新作劇場版「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」。2025年7月18日に国内歴代興行収入1位となる約404億円を記録した「無限列車編」を上回る規模となる452館で公開され、約5カ月間で興行収入が387億円(興行通信社調べ)を突破するなど大ヒットしている。「無限城編 第一章」では、上弦の参の猗窩座との戦いの中で、水柱の冨岡義勇が竈門炭治郎との出会いを思い返すなど、テレビアニメ第1作「竈門炭治郎 立志編」からつながるシーンも描かれている。今や世界を誇る大ヒット作となった「鬼滅の刃」の“はじまりの物語”「竈門炭治郎 立志編」の収録はどのようなものだったのか。声優陣のインタビューを基に解説する。
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「鬼滅の刃」は、家族を鬼に殺された竈門炭治郎が、鬼に変異した妹・禰豆子を人間に戻すために鬼殺隊へ入隊する……というストーリー。原作は、2016~20年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された。テレビアニメがスタートしたのは2019年4月。放送前には、第1~5話で構成された特別上映版「鬼滅の刃 兄妹の絆」が全国11劇場で2週間限定で上映された。
竈門炭治郎の妹・禰豆子を演じる声優の鬼頭明里さんは、「無限城編 第一章」の公開前のイベントで「無限城編」にたどり着いたことを「感慨深い」といい、「竈門炭治郎 立志編のことを思い出すと泣けてきます」とも語っていた。「竈門炭治郎 立志編」の最初の収録は、山奥の竈門の家のシーンから始まったという。
「アフレコ現場に集まっているキャスト自体も今と比べるとすごく少なかったんです。私自身、ジャンプ作品に出ることが一つの夢で、それがかなった作品でもあったので緊張していましたし、炭治郎役の花江(夏樹)さんも緊張されていて。今みたいなにぎやかさ、熱量とはまた違った緊張感のある現場がしばらく続いていたように思います。禰豆子って、すごく難しい役柄ですが、『鬼滅の刃』は本当に面白い作品ですし、スタッフさんたちもすごく気合が入っていることは第一話から伝わってきていたので、すごくプレッシャーを感じていました」
炭治郎役の花江さんは、「竈門炭治郎 立志編」の第一話は、過酷なシーンも多く「迷いがあった」と語っている。その後の第二話では、炭治郎が禰豆子の入る籠を作るために、村人に籠と藁(わら)、竹を売ってほしいと頼むシーンがコミカルに描かれた。
「炭治郎がお金をバシーン!と渡すシーンがあったんですけど、そういったギャグシーンは『思い切りやっちゃってください』と言われて、演技の方向性が第二話以降で徐々に固まってきた。『なるほど、こうしたほうがいいのかな』と感じたのは第二話ですね。第四話で手鬼と戦うところは、初めて炭治郎が鬼とバトルする、成長を見せるシーンで、初めて水の呼吸を披露するというところで、今見返すと全然テンション感や言い方が違うなと思うのですが、初々しさがあってそれはそれでいいなと」
炭治郎と禰豆子の兄妹が初めて相対した柱である冨岡義勇を演じる櫻井孝宏さんは、第一話の収録が「ずっと目に焼き付いている」という。
「限られたキャストでの、緊張感のある丁寧な収録でした。作画に力を入れている作品だなということが見て取れました。序盤の悲劇が起こるくだりは、マイク前の炭治郎役の花江君と禰豆子役の鬼頭さんを、私はずっと見ていたのですが、その姿がすごく印象に残っているんです。2人の真剣な後ろ姿がずっと目に焼き付いてます」
「無限城編 第一章」では、冨岡が炭治郎と共闘する中で、炭治郎のめざましい成長を感じる場面が描かれる。冨岡は「竈門炭治郎 立志編」で炭治郎と禰豆子の兄妹を助け、「柱稽古編」では炭治郎に助けられ、鬼との戦いに挑んでいくことになった。第一話から始まった絆を思い返すと、ファンにとっても感慨深いものがある。
炭治郎の鬼殺隊の同期である我妻善逸を演じ続ける声優の下野紘さんは、初めて本格的に収録に参加した際は「気合を入れなければ」と感じたと語っている。
「最初に善逸を演じたのが、テレビアニメで初登場する鬼殺隊の最終選別の前で、ティザーPVの収録の時でした。『オーディションでやったのはこんな感じだったよな』と思いながら演じると、スタッフさんからは『もっと騒がしく』と言われて、『えっ、これ以上ですか?』と思いながら演じて『ここがベースになるのかな』とうっすら思っていました。それからしばらくして、ようやく善逸が登場して、本格的に登場したのが第十一話。その間に登場してはいるけど、『鬼滅の刃』のアフレコの雰囲気を改めて知って、『これは気合を入れなければな』と」
同じく炭治郎の同期である嘴平伊之助を演じる松岡禎丞さんも、「竈門炭治郎 立志編」の収録で奮い立たされた。
「炭治郎役の夏樹の芝居は現場で聞いていて鳥肌が立つくらいのことをやっているんです。そうすると『負けたくない』という気持ちと、こいつと同等のところにいないと、この作品は成立しないという気持ちにさせられる。夏樹が率先して、どんどん現場の士気を上げて周りをたき付けている部分もあり、そこに置いていかれるわけにはいかない。下野さんもそう思っていると思います。下野さんも下野さんで、最初から限界突破していたので」
「鬼滅の刃」の収録現場は熱く、シリーズを追うごとにその苛烈さは増していっているという。その原点である「竈門炭治郎 立志編」の声優陣の演技もまた何度見ても心を熱くさせるものがある。三部作となる「無限城編」の次なる第二章への期待を高めつつ、今一度、その原点を見返してみるのもよいかもしれない。(しろいぬ/MANTANWEB)
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2026年01月02日 23:00時点
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