妻夫木聡:「宝島」で2度目のブルーリボン賞主演男優賞 「悪人」以来15年ぶり 盟友の李相日監督「大きくなったね」

「第68回ブルーリボン賞」の授賞式に登場した妻夫木聡さん(左)と李相日監督
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「第68回ブルーリボン賞」の授賞式に登場した妻夫木聡さん(左)と李相日監督

 「第68回ブルーリボン賞」の授賞式が2月17日、イイノホール(東京都千代田区)で行われ、映画「宝島」(大友啓史監督)で主演男優賞を受賞した妻夫木聡さんが登場した。妻夫木さんが同賞を受賞するのは、2010年度の「悪人」以来、15年ぶり2回目。

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 「悪人」の監督を務めた李相日監督も、映画「国宝」で作品賞を受賞し、授賞式に登場した。李監督は妻夫木さんを祝福し、「『悪人』の時を思い起こすと、一番役者としてもがいていた。何かをつかもうという意志、不安も含めて、あの役に対して力になった気がしている。それから10何年たって、より成熟して、本当の意味で作品を背負う俳優として立っている。『この人がこの映画を背負っている。顔なんだ』という映り方を『宝島』ではしていたので、その大きさを非常に感じました」と話し、「大きくなったね」と笑顔でねぎらった。

 妻夫木さんは、盟友の李監督の言葉に「絶対泣かそうとしていますよね」と目を潤ませ、「李さんとは『69 sixty nine』(2004年)の時から、まだお互い若かったですが、一緒にやってきて。特に今回の『国宝』と『宝島』は同じ時期に脚本を作っていて、同じ時期に撮影して、同じ時期にアップして、また同じくらいの(上映時間の)長さで『大丈夫かな』と言い合っていた。お互いに『そっちはどう?』と言い合っている感じが、李さんと映画というものの歴史の中を一緒に歩めているようで光栄だと思った。お互いこの歳になっても頑張れている、ちゃんと自分が見たい景色を見に行けている感じがして、それがうれしいなと思います。こちらこそいつもありがとうございます」と思いを語った。

 ブルーリボン賞は、在京スポーツ新聞7社の映画担当記者で構成される東京映画記者会が制定する映画賞。主演男優賞を妻夫木さん、主演女優賞を広瀬すずさん、助演男優賞を佐藤二朗さん、助演女優賞を森田望智さん、新人賞を渋谷龍太さんが受賞し、授賞式に出席した。山口馬木也さんと河合優実さんが司会を務めた。

 ◇各賞は以下の通り(敬称略)

 作品賞:「国宝」李相日監督▽監督賞:山田洋次「TOKYOタクシー」▽主演男優賞:妻夫木聡「宝島」▽主演女優賞:広瀬すず「片思い世界」「遠い山なみの光」「ゆきてかへらぬ」▽助演男優賞:佐藤二朗「爆弾」▽助演女優賞:森田望智「ナイトフラワー」▽新人賞:渋谷龍太「ナイトフラワー」▽外国作品賞:「教皇選挙」

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