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第1話 なんだコイツは!?クレイジー学者現る!
4月12日(日)放送分
TBS系日曜劇場「リブート」(日曜午後9時)で主演を務める鈴木亮平さん。鈴木さんは、悪徳刑事の儀堂歩と、儀堂になりすましたパティシエの早瀬陸の二役を演じ分け、各方面から称賛の声が上がっている。今作を手がける東仲恵吾プロデューサーは「鈴木亮平さんじゃなければ演じ得ない世界線。ひとつひとつものすごく魂を削っている中でストイックに取り組んでいただいた」と振り返る。東仲さんと、脚本を手がけた黒岩勉さんに、撮影現場での鈴木さんについて聞いた。
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今作は、黒岩さんが構想に3年を費やしたオリジナル作。毎話放送のたび、SNSにさまざまな考察が書き込まれ、盛り上がりを見せている。2025年の夏前に撮影終了し、放送までに時間があった。東仲さんは「絶対おもしろい作品にしたいというのがあったので、皆さんにご好評いただいているのはありがたい限り」と語る。
黒岩さんにとって、全ての脚本を書き終えた後にドラマの放送を迎えるのは、今回が初めてだった。「現場の熱量もすばらしかったし、これで(視聴者からの)反響がないのはつらいと思っていた。これで大失敗に終わったらどうしよう、この後何をやればいいんだろう? って思う怖さが初めてあった」と黒岩さんは述懐する。ドラマ放送後に大きな反響があり「正直ほっとした」と漏らす。
脚本作りは、鈴木さんの出演が決まってからスタートした。「顔を変える=リブート(再起動)」という設定は、説得力がないと、ともすれば「ファンタジー」になってしまう可能性があったという。しかし、撮影現場での鈴木さんを目の当たりにし、その懸念は吹き飛んだ。
「儀堂になりすます早瀬」は、周囲の人にバレないように儀堂のふりをする。一方、視聴者には、中に早瀬役の松山ケンイチさんがいる、と見せなければならなかった。「分かりやすくモノマネ的にやるなど、コメディーにすることもできる中、亮平さんはギリギリの緊張感のあるラインを作っていた。うまいんですよね」
第5話では「本物」の儀堂と、儀堂になりすました早瀬の直接対決シーンが注目された。演じているのはもちろん鈴木さん1人だが、画面ではそこにいる「儀堂」と「早瀬」が組んずほぐれつのシーンを演じた。視聴者は「鈴木亮平さんの1人2役が圧巻だった」と大きな拍手を送った。
東仲さんは「第5話をご覧になっていただいてもそうなんですけど、今作って鈴木亮平さんじゃないとできないだろうな、というのがまず第1にあった」と述べ、鈴木さんに対する信頼は絶対的だった。
鈴木さん自身は、松山さんの芝居を研究して撮影に臨んだことを「TVer」で配信中の第3話ビジュアルコメンタリーで語っていた。松山さんが演じる早瀬のシーンだけを集めた34分の映像資料や、松山さんが演じる早瀬のセリフだけをつないだ独自の音声テープで研究を重ねた。さらに、松山さんの骨格までも分析し、松山さんを驚かせた。
黒岩さんは「亮平さんは勉強家なので、松山さんがやっているお芝居を全部ひろってきて、どういう手の動きをするのか、どういう歩き方をするのか、所作から研究した。すごいなと」と舌を巻く。鈴木さんには、普通の人間にはできないようなことを軽やかにやる印象があるといい「フィギュアスケートでパーフェクト演技を見せられたような、奇跡を見ているような、アスリートを見ているような感動がある。役者さんってすごい生き物なんだなと感じた」と語った。
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