機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ:澤野弘之のライブ 空間演出と生演奏で魅了 音楽制作秘話も

「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」のライブイベント「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ THE SOUND OF U.C.0105」の様子(C)創通・サンライズ
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「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」のライブイベント「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ THE SOUND OF U.C.0105」の様子(C)創通・サンライズ

 人気アニメ「ガンダム」シリーズの劇場版アニメ「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」(村瀬修功監督)のライブ「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ THE SOUND OF U.C.0105」が3月7、8日、東京国際フォーラム ホールC(東京都千代田区)で開催された。同作の音楽を担当する澤野弘之さんによるライブで、挿入歌を担当したSennaRinさんをはじめ、Benjaminさん、Lacoさん、mpiさんも登場。空間演出と生演奏で「閃光のハサウェイ」の世界を表現した。

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 ステージ中央にはグランドピアノが設置され、「EARth」が響き渡り、Benjaminsann、Laconn、mpiさんによる「Mobius」からスタート。「83UeI」や、Benjaminさんとmpiさんによる「TRACER」などに加え、メインテーマ曲「XI」で前半パートが終了した。

 後半パートに入る前には、澤野さん、エグゼクティブプロデューサーの小形尚弘さんによるトークパートがあり、「楽しんでいただけましたか?」と澤野さんが観客に問いかけると、会場は大きな拍手に包まれた。澤野さんは、第1章から第2章にかけて「制作方法や音楽的に意識して変えた部分は特別ない」「基本、任せてもらっている」と語った。村瀬監督から伝えられたイメージを元に楽曲を制作しているといい「挿入歌以外は抑えめに」というリクエストがあったことを明かした。第2章のサウンドトラックに「NDA」という楽曲が2バージョン収録されていることについて、澤野さんが説明すると、小形さんは「特別な思い入れがある」と力を込めた。小形さんが2バージョンの制作を依頼したといい、本編でどちらのバージョンが使用されるか決まらないまま、CDを制作していたため、両方収録されることになったという。楽曲の“サビ”は本編では使われていないこともあり、澤野さんは「サビが使われていない!」と笑い、「村瀬監督が作品全体を見て判断したことで、それこそが村瀬監督のこだわり」と納得しているという。

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 第2章の「キルケーの魔女」では、SZAさんの「Snooze」がオープニング、「ガンズ・アンド・ローゼズ」の「スウィート・チャイルド・オブ・マイン」がエンディングに流れたことも話題になっており、「洋画的なフィルムにしたい」という村瀬監督の思いがより形に近づいたとも補足した。

 SennaRinさんも登場。第2章の挿入歌「CIRCE」「ENDROLL」は、村瀬監督のイメージに合わせて作曲した後に、SennaRinさんが歌詞をつけるといい、澤野さんは「歌詞は日本語で作品のイメージにリンクするという重要な部分」でこだわったことを語った。「ENDROLL」に関しては「[Alexandros]の川上洋平さんにも参加してもらえることになったので、そこに(イメージを)向けていきながらの制作だった」と解説。SennaRinさんは作詞をするにあたって、ハサウェイ、ギギ、ケリアはどういう人物なのかを自分なりに分析して作り上げていったといい、「挿入歌が流れると、毎回鳥肌が立つ」と自信を見せた。

 後半パートで、SennaRinさんは「LAST」「CIRCE」「DELUSION」「ENDROLL」を歌唱。メンバー紹介を挟み、「Cage」「MOBILE SUIT~GUNDAM」と、澤野さんが音楽を担当した「機動戦士ガンダムNT」「機動戦士ガンダムUC」の楽曲も演奏した。最後は、SennaRinさんとLACOさんが「キルケーの魔女」のコンセプトEP「LOSTandFOUND」にも収録されている「BEYOND THE TIME (メビウスの宇宙を越えて)」を歌った。

 澤野さんは「いつか『ハサウェイ』『ガンダムNT『ガンダムUC』の3作品で構成したコンサートをやりたいです」と語ると、割れんばかりの拍手が怒った。「閃光のハサウェイ」の第3章の公開までには「まだ時間がかかるかもしれないですが……」と笑顔で語っていた。

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