リブート
第9話 夫婦
3月22日(日)放送分
俳優の志田未来さん主演のTBS系火曜ドラマ「未来のムスコ」(火曜午後10時)。2036年からやってきた未来(志田さん)の息子・颯太を演じているのは、子役の天野優くん(5歳)。素直な感情表現が魅力的で、圧巻の泣き芝居で視聴者の涙を誘った優くんは、約200人が参加したオーディションで今回の役を勝ち取った。今作を手がける天宮沙恵子プロデューサーに、優くんの魅力と、颯太役に決めた理由を聞いた。
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優くんは2020年4月24日生まれ。先に芸能活動をしていた姉の演技練習を日常的に見ていたところ、姉の所属事務所から誘いを受け、芸能界入り。昨年、TBS系日曜劇場「19番目のカルテ」に子ども役で出演した。連ドラで長いセリフのある仕事は今回が初となった。
颯太役のオーディションでは、なるべく自然体な子どもらしさを持っている子と出会いたい、と考えていた天宮さん。「子役としてご経験がある方たちはしっかりお芝居をしてくれるんです。でも今回に関してはなるべく自然体で、愛くるしい子どもらしさがあることを重視して天野くんを選びました」と語る。
「ママ―!」と未来に向かってとびきりのスマイルを見せたり、うれしそうにオムライスの上にケチャップをかけたり、屈託のない笑顔が印象的な優くん。天野さんは「何もしていないときの顔がかわいいんです。子ども特有の口が開いている感じや、自然に見せる表情が魅力的。あと、ちょっと舌足らずなところもかわいいなと思います」と指摘する。
一方で、優くんの「切り替える力」に驚かされた。「彼がすごいのは子どもらしさは兼ね備えつつ、きちんとやらないといけないときはやる、という切り替えができること。今回、颯太は泣き芝居や感情芝居が多いのですが、そういう芝居はちゃんとできる。でも『ここは自由にやっていいよ』というときは、本当に奔放になれるという切り替えがすごい」と舌を巻く。
オーディション時からパッと切り替えてしっかり仕上げていて、「本当に5歳児なのかな? 5歳児とは思えない」と感じていたという。
オーディション後、優くんとは週に3回ほど会い、練習を重ねた。演技をするのではなく「颯太でいてほしい」という思いから、シーンごとに颯太の気持ちを解説。「楽しい」「うれしい」「怒っている」「悲しい」といった感情をどう表現していくか、監督を交えて一緒に考えた。セリフや動きの練習をすることはほぼしなかった。
「優くんは真面目で、練習した通りにやってしまうところがあったので『颯太は同じことは2度しない』と約束しました。一回やったことはやらず、そのときに感じたまま自由にやればいいんだよ、と伝えました」
周囲を巻き込む力量は、現場の大人たちの想像以上だった。
優くんは台本にない面白い動きを見せたことがある。オムライスにケチャップをかけるシーン(第2話)では、楽しくなってしまった優くんが「制御不能」となり、志田さんがほぼアドリブで対応した。「優くんが脚本で想定していなかったことをするので、それに対して役者さんたちがアドリブ的な形でお芝居してくれました。台本上にはない面白いシーンが撮れていると思う」と手ごたえを語った。
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2026年03月24日 14:00時点
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