機動警察パトレイバー:新作「EZY」 零式やヘルダイバー登場も「心地よく裏切る」 クレジットに押井守が! 出渕裕監督が明かす

アニメ「機動警察パトレイバー EZY」の第1章の完成披露舞台あいさつにサプライズで登場した(左から)出渕監督、上坂すみれさん、戸谷菊之介さん、千葉繁さん
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アニメ「機動警察パトレイバー EZY」の第1章の完成披露舞台あいさつにサプライズで登場した(左から)出渕監督、上坂すみれさん、戸谷菊之介さん、千葉繁さん

 アニメなどが人気の「機動警察パトレイバー」の新作アニメ「機動警察パトレイバー EZY(イズィー)」の第1章の完成披露舞台あいさつが4月23日、新宿ピカデリー(東京都新宿区)で開催され、出渕裕監督が登場した。「機動警察パトレイバー EZY」は2017年に制作が発表され、制作発表から約9年たち、ついに第1章がお披露目された。

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 出渕監督は「長い間、お待たせして申し訳ございません。時間が掛かった分、楽しい作品になっていると思うのですが、いかがですか?」と会場に集まったファンに呼びかけると、大きな拍手が巻き起こり、「変わらずパトレイバーである作品を目指しました。満員のお客さんを前にして感無量です。本当にやれてよかった。終わった作品と認識していたので、もう一度羽ばたくことができてよかった」と喜んだ。

 第1章の本予告に零式やヘルダイバーが登場したことも話題になっており、出渕監督は「零式、ヘルダイバーが出てきて、皆さんが考察しているけど、心地よく裏切ると思います」と匂わせた。

 「エンディングも最後まで席を立たずに見てほしい。絵コンテを樋口真嗣君にお願いしています」と話し、伝説のクリエーター集団「HEADGEAR(ヘッドギア)」の押井守さんの名前もクレジットされていることを明かし「ヘッドギア全員の名前を出したかった。押井さんも入り、これで5人全部入った」と語った。

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 出渕監督は「パトレイバーはいろいろなアプローチができる。レイバーが出てこなくても楽しい。昨今の作品は連続性があるものが多く、読み切り感のあるものが少ない。若い人に新鮮に受け止めていただけるとうれしい」と呼びかけた。

 舞台あいさつには、出渕裕監督、久我十和役の上坂すみれさん、天鳥桔平役の戸谷菊之介さんに加え、サプライズで人気キャラクターの“シゲさん”こと斯波繁男(シバシゲオ)が登場することが発表され、同役を演じる千葉繁さんが登壇した。

 「機動警察パトレイバー」は、歩行式の作業機械・レイバーが実用化された近未来を舞台に、レイバー犯罪に立ち向かう警視庁の特科車両二課中隊(特車二課)の活躍や泉野明ら隊員の日常を描く。1988~94年にマンガ誌「週刊少年サンデー」(小学館)でゆうきまさみさんのマンガが連載された。1989~90年にはテレビアニメも放送され、押井守監督が手がけた劇場版アニメも人気を集めた。実写版が制作されたことも話題になった。

 「機動警察パトレイバー EZY」は、労働人口減少が進み、AI技術による自動化が進んだ2030年代の日本が舞台となる。かつて最先端技術だったレイバーは、社会基盤を支える一部として定着。人が搭乗するスタンドアローン型のレイバーは、自立型ロボットへの代替が進み、時代遅れとなりつつあった。時代が変わろうとも、特車二課の仕事は変わらず、人と街を守る。第二小隊は旧式98式AVイングラムをチューンナップしたAV-98Plus イングラムと共に、知恵と勇気で新たなテクノロジー犯罪に立ち向かう。

 「機動警察パトレイバー」を手掛けた伝説のクリエーター集団「HEADGEAR(ヘッドギア)」のメンバーでメカニックデザインを担当してきた出渕さんが監督を務め、同じく「HEADGEAR」の伊藤和典さんが脚本、シリーズ構成を担当。J.C.STAFFがアニメを制作する。全3章、全8話構成で、第1章が5月15日、第2章が8月14日、第3章が2027年3月に劇場公開される。

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