しらぬひ:主人公声優にあの 少年役に初挑戦 花澤香菜、三木眞一郎も出演 コミックス・ウェーブ・フィルムの最新作

アニメ「しらぬひ」で主人公・湊の声優を務めるあのさん(c)2026 片野坂亮/しらぬひ製作委員会
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アニメ「しらぬひ」で主人公・湊の声優を務めるあのさん(c)2026 片野坂亮/しらぬひ製作委員会

 劇場版アニメ「君の名は。」「すずめの戸締まり」などで知られるアニメ制作会社コミックス・ウェーブ・フィルムの最新作となる劇場版短編アニメ「しらぬひ」で、歌手でタレントの“あのちゃん”ことあのさんが、主人公の少年・湊の声優を務めることが分かった。あのさんは「少年の声を吹き込むのは初めてで挑戦的でした」といい、「子供でありながら子供らしくいることのできない環境に身を置く10歳の揺れ動く感情を精いっぱい演じさせていただきました。ぜひ劇場でご覧ください」とコメントを寄せている。

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 声優の花澤香菜さんが湊の唯一の友である少女の神様・べんちゃん役、三木眞一郎さんが湊の父親・マサル役として出演することも発表された。

 花澤さんは「不器用に懸命に生きている湊の姿を、ただひとり見守っているべんちゃん。美しい映像とは対照的に、湊の孤独や恨みに胸が痛みます。見ている皆さまにも、べんちゃんと一緒に彼の隣にいてあげてほしいです。場面によって、神々しかったり親しみやすいお姉さんだったり印象が変わるべんちゃんですが、彼女が何者なのかにも注目してみてください!」とコメント。

 三木さんは「『生き方』ではなく、『生きる』というコトに、向き合わされる作品だと思います。収録現場も緊張感に溢れておりました。多くの方に届くとうれしいです」と話している。

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 片野坂亮監督は、「本作の登場人物は、心のどこかで愛を求めながら、すれ違い続け、やがて自分でも止められない衝動へとたどり着いていきます。願いは祈りであると同時に、誰かを縛り続ける呪いでもある。彼らの生きる様をありのまま描きました。この映画が、孤独な夜を過ごす人たちの心に、そっと寄り添えたらと思います」と語っている。

 音楽家の青葉市子さんによる主題歌「しらぬひ」が流れる予告編も公開された。海辺に立つ母親と幼少期の湊や、10才になった湊と父親がゴミだらけの家で過ごすシーン、湊とべんちゃんが語らう場面などが描かれている。

 「しらぬひ」は、少年の痛みと愛を描く衝撃作。1996年の夏の終わり、熊本の海辺の町で酒に溺れる父と二人きりで息をひそめるように生きていた10歳の少年・湊は、弁天島に現れる少女の神様・べんちゃんと過ごすひとときだけが心のよりどころだったが、児童養護施設への入所が決まり、べんちゃんとの別れの時が迫る。湊は、ひとつだけ願いをかなえてくれるという海に浮かぶ不思議な光“しらぬひ”に祈りをささげるが、父への憎しみが募るにつれ、その祈りは取り返しのつかない呪いへと姿を変えていく。

 片野坂さんが監督を務め、商業劇場版アニメに初挑戦する。「ユーリ!!! on ICE」などの梅林太郎さんが音楽を担当する。8月21日に公開される。

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