いばらの王:「“自腹の王”で見に来て」花澤香菜ら呼びかけ 劇場版舞台あいさつ

劇場版アニメ「いばらの王 King of Thorn」初日舞台あいさつに出席した(左から)森川智之さん、花澤香菜さん、片山一良監督
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劇場版アニメ「いばらの王 King of Thorn」初日舞台あいさつに出席した(左から)森川智之さん、花澤香菜さん、片山一良監督

 劇場版アニメ「いばらの王 King of Thorn」(片山一良監督)の初日舞台あいさつが1日、池袋シネマサンシャイン(東京都豊島区)などで行われ、主演の花澤香菜さん、森川智之さんら声優陣と、片山監督が出席した。

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 「いばらの王」は、月刊コミックビーム(エンターブレイン)で02~05年に連載された岩原裕二さんのマンガが原作。世界中でまん延する致死率100%の石化病「メドゥーサ」に感染した人々が、治療法を未来に求め古城に建造された最新鋭の施設で冷凍睡眠につく。人々が目覚めた時、城はいばらに覆われ、どう猛なモンスターが徘徊(はいかい)する荒れ果てた廃虚と化していた……という物語。

 片山監督は、主人公カスミ役に花澤さんを起用した理由について「普通の女の子なので、つくった演技ではなく、ナチュラルな演技がほしかった。ぴったりな人がここにいた」と説明。花澤さんは「収録は、私の持てる力をすべて出しきって臨みました」と語り、「二度三度と見て気付く部分もありますので、皆さん“自腹の王”で劇場に来てください」と呼び掛け、笑いを誘っていた。映画は1日から全国公開中。(毎日新聞デジタル)

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