佐々木希:谷原章介と「初めて会った日がキスシーン」 「天使の恋」DVD発売イベントで秘話

映画「天使の恋」のDVD・BD発売記念イベントに登場した佐々木希さん
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映画「天使の恋」のDVD・BD発売記念イベントに登場した佐々木希さん

 モデルで女優の佐々木希さん(22)が8日、初主演映画「天使の恋」のDVD・ブルーレイディスク(BD)発売記念イベントをタワーレコード渋谷店(東京都渋谷区)で開いた。佐々木さんは「すべて初めてのことばかりで。キスシーンも、谷原(章介)さんと初めてお会いした日にキスシーンの撮影で、緊張しましたね。歯磨きとかして。リハーサルでも同じことをするので、2回キスしました。2回しました(笑い)」と秘話を明かし、「谷原さんに、『成長していく姿を間近で見られた』と言ってもらえて、涙が出ました」と振り返っていた。

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 「天使の恋」は、1300万アクセスを記録したsinさんのケータイ小説が原作。飛び抜けて美しいが、過去のトラウマで人を信用できなくなり、金にしか価値を見いだせず、他人を利用することしか考えない人間になってしまった理央が、35歳の無愛想な大学講師・光輝(谷原さん)と出会う。初めて人を愛する意味を知り、生まれ変わったように輝く理央だが、光輝にはその愛を受け入れられない理由があった……という物語。ケータイ小説サイト「おりおん☆」に07年12月に掲載され、08年7月に書籍化。2月に阿部摘花さんの作画でマンガ化もされ、女子高生の“恋愛バイブル”とも呼ばれている。

 「黒の大人っぽいレギンスがポイント」というファッションで登場した佐々木さんは「映画の話がきた時、私は『できません』と言ったのですが、監督がぜひとおっしゃってくださいました」と明かし、「脚本を読んだ時は、想像するのも難しいようなシーンがあったりして、(気持ちが)落ちたんですけれど、心温まる恋愛の話だったので、がんばろうと思いました」といい、自身の演技を改めて見て「あ、このシーンもっとうまくできたらな、とか、反省ばかりです」と話していた。

 また「今度、相撲部の監督役をやるんです。お話がきた時は、『まわしとかするんですか?』と確認しちゃいました」といい、「演技なんてできないと思っていて、やりたくないと思っていたんですが、(映画が)終わったら達成感がありました。またやってみたいなと思いました」と女優業への意欲を語った。

 DVDは「スタンダード・エディション」が3990円、「プレミアム・エディション」(5985円)とBD(6300円)は、約147分の秘蔵映像を収録した特典ディスク付き。(毎日新聞デジタル)

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