俳優の山時聡真さんと菅野美穂さんがダブル主演する映画「90メートル」(3月27日公開、中川駿監督・脚本)の主題歌に、人気ロックバンド「Mrs. GREEN APPLE」の大森元貴さんが書き下ろした「0.2mm」が採用されることが分かった。大森さんがソロで映画主題歌を担当するのは初めて。
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同曲は、大森さんがソロ活動5周年を記念して2月24日に発売するファーストミニアルバム「OITOMA」に収録。大森さんが優しく語るように歌い上げる、ミドルテンポのバラードとなっている。
映画は、人生の岐路に立つ高校生と、難病を抱えながら我が子の明日を願うシングルマザーを描く。母親を看病した経験を持つ中川監督が、自身と自身の母を重ね合わせてキャラクターを作り上げた半自伝的な作品。難病を抱えた母・美咲と2人で暮らす高校3年生の藤村佑を山時さん、母・美咲を菅野さんが演じる。
楽曲制作にあたり、映画を鑑賞した大森さんは「現実的で、強さのある作品だと思いました。その強さには胸が締め付けられる瞬間もありましたが、それも含めてどうしたらリアルに届くのか、ということを試行錯誤した映画なんだろうなと感じました。多くの人が、自分の人生と照らし合わせて自分ごととして感じる部分があると思います。月並みな表現になりますが、とてもとても素敵でいい映画です」とコメント。
また「主題歌をどう書こうかと悩むほどの難しい題材でした。映画を美談にするのも、説教臭くさせるのも、主題歌の影響がすごくあると思ったので、率直に感じたことを、香ってきた、吹いてきた何かを音にすることに尽力しました。ほんの少しだけ風が吹くように、少しだけ背中が押せればいいなという気持ちで作りました」と話した。
山時さんは同曲について「初めて聴いたとき、曲が流れ始めた瞬間に涙がこぼれました。この楽曲には物語のすべてが詰まっているように感じられ、本編を見終えた後、背中をさすってもらいながら一緒に振り返る時間を与えてくれる、そんな一曲です」と述べた。
菅野さんは「楽曲を聴かせていただいた時、優しさに心震えました。映画に寄り添ってくださいながらも、大森さんらしい、人生を肯定してくださる世界観で、始まりはいつもと少し違う歌い方をなさっているのかな? と感じ、やがて優しく前向きで力ある唄声に、希望あるエールを受け取る様な気持ちになりました」と話した。
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