木花開耶:芸能界初の巫女ユニット誕生 「自然の美しさ、命の尊さを伝えたい」

 芸能界初の巫女(みこ)ユニットが誕生した。「木花開耶(このはなさくや)」と名付けられたこのユニット。実際に巫女研修を修了した現役タレント6人で結成された本物の巫女集団。25日、小石川大神宮(東京都文京区)で行われたお披露目会見に紅白のはかま姿で現れた6人は、巫女鈴を手に神楽「浦安の舞」やオリジナル曲「このはなさくやテーマ曲(仮)」を披露。「自然の美しさや命の尊さを知ってほしい」などと語った。

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 「木花開耶」は、翔子さん、弥生さん、よう子さん、さやかさん、優佳さん、ユウナさんの6人からなるユニットで、茨城県の護国神社で3日間合宿しながら研修を受けた。ユニット名は、桜の花を「コノハナノサクヤビメ」ということから、桜の花が咲くように美しい女性たちという意味が込められている。

 関係者によると、CD発売などは未定だが、歌や舞などのアーティスト活動を行う予定で、6人それぞれのお守りキーホルダーなどのグッズ販売、イベント出演などを検討しているという。6人は元々、グラビアアイドルなどとしてタレント活動を行っており、今後も個人の活動は続ける。

 リーダーのユウナさんは「私たちは神社で巫女の修行をしてきたユニットでございます。巫女は神様のメッセージを伝える役割。日本での神様は海や山、大自然のことをいいます。私たちの歌や踊りなどで、自然の美しさや命の尊さなどを知っていただけたらうれしいと思います」とあいさつ。よう子さんも「日本人の美しさや日本女性の美しさ、そして自然の大切さなどを分かりやすく伝えていきたい」と意気込んでいた。(毎日新聞デジタル)

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