08年に公開され、全世界で5億8500万ドル以上を稼ぎ出した「アイアンマン」の続編「アイアンマン2」が11日から公開された。前作に引き続きジョン・ファブロー監督が手がけ、主役の“アイアンマン”ことトニー・スターク役は同じくロバート・ダウニーJr.さんが務める。
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前作で、テロリスト集団に拉致されたのを機にパワードスーツを作り上げ、自らが“アイアンマン”となって悪と戦うことになった軍需企業「スターク社」のスターク社長。今回は、勝手なヒーロー行為を問題視された彼の前に、ロシアからやって来た最強の敵「ウィップラッシュ」が立ちはだかる。
トニーが、自分の胸に埋め込んだリアクターの影響による死の恐怖におびえ、それをいかに克服するかが、物語前半での重要な要素になる。命が危険にさらされていることによるトニーのジコチューぶりが鼻につくが、それがあるからこそ後半の、強敵ウィップラッシュとの死闘で見せる“はじけっぷり”が生きてくる。
前作でも改良を重ね、徐々に進化していったアイアンマンの「パワードスーツ」だが、今作でも、さらなる進化を見せる。中でも目を見張るのは、比較的序盤、モナコでのシーンに登場するスーツケース状の携帯タイプ。それがみるみるうちにアイアンマンとなる様子は、狂喜乱舞するほどのカッコよさ。
ウィップラッシュを演じるのは、「レスラー」でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたミッキー・ロークさん。ほかに、スタークの秘書ポッツ役でグウィネス・パルトロウさん、謎の美女“ブラック・ウィドー”役で、スカーレット・ヨハンソンさんが出演する。また、前作のラストに登場したサミュエル・L・ジャクソンさんがニック・フューリー役で姿を見せる。かように豪華な出演陣だが、今回いちばんおいしいのは、トニーのピンチを救う軍人ローディを演じたドン・チードルさん。彼の活躍は見逃せない。11日からTOHOシネマズスカラ座(東京都千代田区)ほか全国で公開。(毎日新聞デジタル)
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