オリコン本ランキング:AKB峯岸モデルの高校野球女子マネ主人公のビジネス書が総合首位

「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」表紙
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「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」表紙

 17日発表されたオリコン本ランキング(6月21日付)で、09年12月に発売された「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(岩崎夏海著・ダイヤモンド社)が、前週(14日付)の3位から順位を上げ、発売から7カ月目で書籍総合部門初の首位となった。

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 同書は高校野球の女子マネジャーを主人公にした異色のビジネス本で、10年上半期ランキングでビジネス本として唯一トップ10入り(8位)を果たすなど大ヒットしている。8日にテレビのニュース番組で紹介されたことにより、週間売り上げは前週の2万8000部から4万7000部に急増。累計売り上げは今週付の売り上げを加え45万9000部となり、50万部突破を目前としている。

 高校の野球部でマネジャーを務める「みなみちゃん」がオーストリアの社会学者ピーター・ドラッカーの経営書「マネジメント」を間違って買ってしまう。最初は内容が難しくて後悔するが、次第に野球部のマネジメントにも生かせることに気付き、その教えをもとに仲間と一緒に甲子園を目指し奮闘する……という青春小説仕立てのビジネス本というユニークな形態が話題を呼んでいる。主人公の「みなみちゃん」は、作詞家の秋元康さんに師事していた著者がプロデュース等で携わったアイドルグループ「AKB48」の峯岸みなみさん(17)をモチーフにしているという。B6判、1680円。(毎日新聞デジタル)

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