東山紀之:14年ぶりTBS連ドラ 「日本代表に負けない」キャストと 「GM」制作発表

東山さん主演ドラマ「GM ~踊れドクター~」の制作発表会見に登場した多部未華子さん
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東山さん主演ドラマ「GM ~踊れドクター~」の制作発表会見に登場した多部未華子さん

 「少年隊」の東山紀之さん主演の連続ドラマ「GM ~踊れドクター~」(TBS系)の制作発表会見が25日、TBS(東京都港区)であり、東山さんや多部未華子さん、「関ジャニ∞」の大倉忠義さんらキャスト9人が勢ぞろいした。潔癖性でアイドルを夢見て、ダンスも披露するという変わり者の「総合診療医」を演じる東山さんは「今回は特別変わった役どころです。最初台本を見たときはびっくりしましたが、覚悟を決めました」と話し、「出演者の方々も(サッカー)日本代表に負けないくらい個性豊かな方たちがそろってくれたので、胸を借りる気持ちで日曜劇場にふさわしいものをつくって行きたい」と意気込みを語った。 

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 「GM」は、「General Medicine(総合診療科)」の略で、まだ診断のついていない患者や、どの診療科にかかったらいいか分からない患者などを、原因臓器を限定せずに、総合的に診療するという科目。ドラマは、東山さんが演じる米国帰りの総合診療の“スーパードクター”後藤英雄が、患者の言葉の端々やその行動、症状などから意外な病名を言い当て、名探偵さながらに病気というミステリーを解明していく姿をコメディータッチで描く。ヒロインの研修医・小向桃子を多部さんが演じるほか、生瀬勝久さん、大倉忠義さん(関ジャニ∞)、吉沢悠さん、大和田伸也さん、八嶋智人さん、小池栄子さん、椎名桔平さんらが出演する。東山さんが同局系の連続ドラマに主演するのは、「Dearウーマン」(96年放送)以来14年ぶり。

 多部さんは「東山さんにつっこみを入れたり、引っ張ったり、時にだましたり……というとても重要な役なので、緊張していますが、医療というシリアスな場面とコメディーという二つの要素が、みなさんに楽しく伝わればいいなと思っています」とあいさつ。「東山さんが演じる英雄さんがとてもピュアなので、いかに手のひらで転がすか頑張ってます」と笑顔で話していた。

 劇中には東山さんのダンスシーンもあるといい、大倉さんは「自分もジャニーズ事務所なんで機会があれば踊りたい」というと、大和田さんも「劇団四季出身ですから踊れますよ」と名乗りを上げた。椎名さんも「踊りたいんですけど、東山さんの踊りがすごいんですよ……。自分もムーンウオークが得意だと思って家でやってたんですけどね」と意外な一面を告白。東山さんは「心をさらけ出して踊ればうまい下手は関係ないんで、椎名さん大丈夫です!」とアドバイスして笑わせていた。

 「GM ~踊れドクター~」は、毎週日曜日午後9時の「日曜劇場」枠で7月18日から放送開始。初回は15分拡大版となる。(毎日新聞デジタル)

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