吉永裕ノ介さんの大ヒットロボットマンガを劇場版アニメ化した「ブレイクブレイド」６部作の第２章「訣別ノ路」が２６日、全国で公開された。現在では少なくなった手描きによるロボット表現にこだわり、巨大な戦闘兵器「ゴゥレム」による重厚なメカアクションを実現している。

あなたにオススメ

「豊臣兄弟！」では池松壮亮が！　大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る

　地中から採掘される工作原料「石英」を魔力で操る力を持つ人々の暮らす「クルゾン大陸」が舞台。不足する石英を求め、隣国のゴゥレム部隊を率いて強襲してきた旧友ゼスと４年ぶりの再会を果たした主人公の青年ライガットだが、停戦交渉は決裂。２国家間を巻き込む戦闘へと発展してしまう……というストーリー。総監督には「マクロス７」などを手がけたアミノテツロ監督、制作はプロダクション・アイジーなどが担当している。

　「ブレイクブレイド」は、ウェブコミック誌「フレックスコミックス　ブラッド」で連載中の吉永さんのマンガが原作。コミックスは第８巻で累計１００万部を発行している。劇場版第２章「訣別ノ路」はシネマサンシャイン池袋（東京都豊島区）など全国でロードショー。（毎日新聞デジタル）