天海祐希:「才能を伸ばしてあげたい」 反町「母親に任せる」子育て論を展開 「GOLD」会見

「GOLD」の制作発表会見に登場した天海祐希さん(左)と反町隆史さん
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「GOLD」の制作発表会見に登場した天海祐希さん(左)と反町隆史さん

 女優の天海祐希さん(42)が5日、主演ドラマ「GOLD」(フジテレビ系)の制作発表会見に長澤まさみさん(23)、反町隆史さん(36)ら共演者と登場。子どもに五輪の金メダルを取らせることを至上命令とする“究極の母親”を演じる天海さんは「できる限りのびのびさせてあげられたら。(役柄のように)子どもの才能を伸ばしてあげたい。叱咤(しった)激励をしながら深い愛情で包んであげたい。そういうものにあこがれます」と実際の子育てについて語った。

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 子どもたちのコーチ・蓮見丈治を演じる反町さんは「うちは子どもが2人いる。山の中とか自然と共に四季を感じながら子どもを育てていければというのが本音。なかなかそうはいかないので、強くたくましくやっていけるようになれば。娘二人なので(男親の)僕自身も悩みながら決めているところもあるので、そういうところは母親に任せたり……」と自身の子育てを語り、「なんでこんな話してるんだろう」と照れたように笑っていた。 

 「GOLD」は「愛という名のもとに」「ひとつ屋根の下」などを手がけた野島伸司さんの脚本で、“究極の家族愛”を描く。天海さんが演じる早乙女悠里(さおとめ・ゆうり)は、4人の子どもを心身ともに美しい「ビューティフルチャイルド(=ビーチャイ)」にすべく独自の教育論で育て、長男は水泳、次男は陸上、長女は高飛び込みでロンドン五輪代表候補選手にした“究極の母親”で、「子どもは犬やネコと一緒」「優しさはぬるさということ」などショッキングなせりふも飛び出す。

 悠里の秘書・新倉リカ役の長澤さんは「自分の母親のようなお母さんになりたい」とコメント。自分自身が金メダルだと思うところはと聞かれ、天海さんは「いつでもどこでも寝られることと朝起きた瞬間にものを食べられること」、反町さんは「小学校のころ、無遅刻無欠席だった」と答えた。

 会見には悠里の別居中の夫役の寺島進さん(46)、悠里の亡兄役の水上剣星(みかみ・けんせい)さん(26)、悠里の長男役の松坂桃李さん(21)、次男役の矢野聖人さん(18)、長女役の武井咲さん(16)、三男役の大江駿輔君(9)も登場した。悠里にクレームを入れる主婦役でお笑い芸人のエド・はるみさんも出演する。

 8日から毎週木曜午後10時放送。初回は15分拡大版。(毎日新聞デジタル)

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