歴史好きの男女が選ぶ「今の日本を維新してくれそうな幕末の人物」の1位は、坂本龍馬だということが日本コカ・コーラの調べで分かった。
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調査は、3月6~8日に、22~59歳の全国の歴史好きな有職男女計1000人(男性553人、女性447人)を対象にインターネットで行われた。1位の坂本龍馬は回答率63.8%と圧倒的な人気を集め、2位は勝海舟(29.5%)、3位は西郷隆盛(20.8%)だった。選択した理由は、3人ともに「リーダーシップ」「発想」「行動力」「信念」という四つのキーワードが挙げられていた。
また、入ってみたいと思う幕末の組織は?という問いでは、1位が「海援隊」(48.4%)、2位が「新撰組」(35.1%)、3位が「白虎隊」(8.6%)という結果だったが、会社での属性別の集計では、管理職で「海援隊」が1位で、新社会人の1位は「新撰組」だった。管理職が「海援隊」を選んだ理由には、「新しいことができそう」「面白そう、楽しそう」「創造的」と、組織としての自由さが理由として多く寄せられ、「新撰組」を選んだ新社会人からは、「志がある」「組織として団結力がある」という組織としてのまとまりや、「かっこいい」という理由が多く挙げられた。
コカ・コーラシステムは、本格緑茶ブランド「綾鷹上煎茶」のリニューアルを記念し、3月から「綾鷹」のオリジナルサイト「幕末周遊紀行~お茶が育む人と人との絆~」(http://www.nikkei.co.jp/ps/ayataka/)を展開。幕末期の「人と人との絆(きずな)」にまつわる秘話を、逢坂剛さん、三浦しをんさん、津本陽さんの直木賞作家によるリレー連載形式で紹介する。7月6日には津本さんの「伊達慶邦編」が掲載され、9月上旬まで全8回の作品が連載される予定。ほかに、「幕末マップ」などユーザー投稿で作るコンテンツが開設されている。9月30日まで。(毎日新聞デジタル)