新作ゲーム紹介：「トリックロジック」　7人の人気作家が紡ぐ本格ミステリー

　PSPで本格ミステリーが楽しめる「トリックロジック」（ソニー・コンピュータエンタテインメント）が発売される。ゲームでは異例の前後編という構成で、今回発売されるのはシーズン1。事件の全容が判明するシーズン2は9月16日に発売予定だ。

ウナギノボリ

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　主人公は何者かにビルから突き落とされ、瀕死（ひんし）の重傷を負った天才検事・芳川樹だ。冥界で閻魔（えんま）大王「ヤマ・ラージャ」に出会った芳川は、その能力を見込まれ、協力を要請される。未解決事件が記された本「アカシャ」をわたされた芳川は、現世への復活を条件に、犯人とトリックを特定していく……というストーリーだ。

　ゲームは「アカシャ」に記されたストーリーを、小説のように読み進めていく。文中には事件に関連するキーワードが隠されており、うまく選択して組み合わせれば、新たな「ナゾ」や「ヒラメキ」が生成される。これらを繰り返して正しい「調書」を作成できれば、事件解決だ。

　事件は全10編で、シーズン1には第5編の推理編までが収録されている。シナリオには我孫子武丸さんら7人の推理小説作家を起用した。芳川役にドラマ「ゴッドハンド輝」で真東輝役を演じた平岡祐太さん、ヤマ・ラージャ役に「デーモン閣下」と、人気芸能人がボイス出演する点も注目だ。開発は「かまいたちの夜」などを送り出したチュンソフトが手がけている。

　トリックロジック（PSP）　CEROレーティングC（15歳以上対象）　ソニー・コンピュータエンタテインメント　【シーズン1】7月22日発売　UMD版：2980円　ダウンロード版：2380円　【シーズン2】9月16日発売　UMD版：2980円