井上真央:「あきらめていた」NHK朝ドラヒロインに 11年春「おひさま」で

11年春のNHK朝の連続テレビ小説「おひさま」のヒロインに決まった井上さん
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11年春のNHK朝の連続テレビ小説「おひさま」のヒロインに決まった井上さん

 女優の井上真央さんが11日、11年春のNHK朝の連続テレビ小説「おひさま」のヒロインに決まった。井上さんは「いつかできたらいいなと思っていた。でも、新人の登竜門とか、オーディションが難しいという印象で、もう私には声がかからないだろうとあきらめていたので、うれしい。聞いたときに『えっ?』と思いましたが、自分が成長できるチャンスだと思う」と笑顔で話した。

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 「おひさま」は、昭和7年から、戦前戦中を挟んで昭和30年代までの長野・安曇野と松本を舞台に、おひさまのような明るい希望で照らすヒロイン・陽子がそばと出会い、人々の心をそばでつないでいくドラマが描かれる。脚本は、「銭ゲバ」(日本テレビ)、映画「いま、会いにゆきます」などの岡田惠和さんで、連続テレビ小説は、01年の「ちゅらさん」以来10年ぶり。井上さんは、05年のドラマ「花より男子」(TBS系)が大ヒットし、映画でも08年の「花より男子ファイナル」、09年の「僕の初恋をキミに捧ぐ」、10年の「ダーリンは外国人」に主演。NHKドラマは95年の「藏」、99年の「櫂」以来12年ぶりの出演。

 井上さんは「長野はロケで行くというイメージ。プライベートで行ったことがない。自然のイメージとそばがおいしい(印象)。(ロケでは)自然を肌で吸収したい。地元の方とふれあいながら、おいしいおそばもいただきたい」と撮影に思いをはせていた。

 放送は3月28日から全156回。クランクインは10月の予定で、先行して行われるロケ撮影は今月末からスタートする。(毎日新聞デジタル)

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