女性向け人気恋愛ゲーム「Vitamin X」を舞台化した「劇団Vitamin X ~Legend Of Vitamin」(なるせゆうせい演出)が9月26日から、東京都武蔵野市の前進座劇場で上演される。ゲームの世界観やキャラクターのイメージはそのままに、オリジナルストーリーで展開。主役の“イケメン高校生”草薙一役を兼崎健太郎さん、真壁翼役を天野浩成さんが務め、“今最もイケてる”俳優陣が出演する。
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原作となったゲーム「Vitamin X」は、見た目はかっこいいが“超問題児”の6人の男子高校生「B6」を、女性教諭が愛のある“ツッコミ”と“スルー”で指導していく新感覚の恋愛アドベンチャーゲームで、07年3月にPS2用ソフトとして発売された。その後も「Evolution」(ニンテンドーDS、08年3月)、ミニゲーム集「Y」(ニンテンドーDS、同年10月)、続編「Z」(PS2、09年3月)、「Z Revolution」(10年3月)とシリーズ化され、今年9月にはPSP移植版「Evolution Plus」の発売が予定されている。
舞台では、100年前に沈没した豪華客船から引き揚げられた「伝説のエメラルド」の不思議な力によって、B6が豪華客船にタイムスリップし、エメラルドの持ち主の少女と出会う。少女とエメラルドの輝きの裏に隠された悲しき歴史を知ったB6は、エメラルドを手に入れようとする邪悪な者たちから少女を守るため立ち上がる。しかし、B6を追って、同じようにタイムスリップした6人の男性教諭「T6」と三つどもえになり、話は思わぬ方向に展開する。
9月26日~10月4日に全13回公演。チケットは全席指定で6500円。すべての回で、終演後にトークイベントの開催を予定している。(毎日新聞デジタル)