島田紳助さんがプロデュースする5人組アイドルユニット「新選組リアン」のリーダー森公平さんが「公演中2万人と握手します」という公約を守れず、丸刈りの危機にあることが16日、分かった。森さんは15日、ショッピングセンター「アリオ札幌」(札幌市東区)で行われた新曲「愛の唄」発売記念イベントで「本当に丸刈りになってしまうんです! 最後まで全力で頑張ります」と叫んだ。
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“公約”は同グループが4日、東京ドームシティ(東京都文京区)のラクーアガーデンステージで開いたイベントで、森さんが「公演中2万人と握手します」と宣言、できなかったら丸刈りにすることを約束した。新曲のCDに握手会参加券が封入されており、各地で開催されるイベントで同券を持参すると握手会に参加できるという仕組みで、3~15日の13日間連続で全国26公演を開催したが、「アリオ札幌」でのイベント終了時点で握手会参加者は1万5173人だった。イベントは22日の「エアポートウォーク名古屋」(愛知県西春日井郡)と24日の「汐留博覧会2010」(東京都港区)の2会場が残っており、2万人に達しない場合、30日に東京都内で断髪式が行われる。
森さんは22日の「エアポートウォーク名古屋」でのイベントにはスケジュールの都合で参加できないといい、ほかのメンバーは「絶対にリーダーを丸刈りにはさせません」「森君がいない分まで僕たちが頑張る」とコメントしている。
「新選組リアン」は、島田さん司会のバラエティー番組「人生が変わる1分間の深イイ話」(日本テレビ系)の番組内企画「平成の新選組プロジェクト」で、京都市とその近郊の現役大学生2518人から、森さん、榊原徹士さん、山口純さん、関義哉さん、国定拓弥(ひろや)さんの5人が選ばれ結成。昨年10月に「男道」でデビューし、オリコン初登場3位を記録している。「愛の唄」は3枚目のシングルで、島田さんが作詞したラブソング。ツアーは、3日からスタートし、15日までに全国14都市で26公演を展開する予定で、初日の京都では2公演で約4000人が参加した。(毎日新聞デジタル)