時代劇映画「十三人の刺客」(三池崇史監督)の完成披露試写会が17日、東京都内で行われ、役所広司さん、山田孝之さん、SMAPの稲垣吾郎さん、市村正親さんらキャスト14人が集結。“史上最凶”の暴君を演じた稲垣さんは「すごい役を演じさせていただきました。最初オファーをいただいたときは、ぼくが一番びっくりしたんですけど、狂気の中にも深みが出せればいいなと思いながら演じました。でも意外とさらりとやらせていただいたので、もしかして自分の中にもそういう部分があったのかなと思いました」と振り返ると、市村さんは「悪い殿様を演じている吾郎ちゃんが、とてもいい人なので最後までついていくことができました」と笑わせた。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
役所さんは「草食系の好きな女の子にはアレかもしれませんが、久々の脂っこい、男の命を懸けて戦う姿は女性の方もしびれるんじゃないでしょうか」とアピール。映画のラスト50分間は壮絶な戦いが描かれるが、三池監督は「血のりとか血の海はそんなに……」とうそぶきながら、「幼稚園のお子さんとか、おじいちゃんおばあちゃんが見て……トラウマになればいいなと思ってます」と不敵な笑みを浮かべていた。
「十三人の刺客」は、映画「クローズZERO」シリーズや「スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ」などで知られる三池監督がメガホンを取り、役所さんや山田さん、伊勢谷友介さん、沢村一樹さん、古田新太さん、伊原剛志さん、松方弘樹さん、市村正親さんら豪華キャストが競演する本格的な時代劇映画。第67回ベネチア国際映画祭コンペティション部門への正式出品も決まっている。
映画は江戸末期、将軍の弟で罪なき民衆に不条理な殺りくを繰り返す明石藩藩主の松平斉韶(稲垣さん)を暗殺するため、島田新左衛門(役所さん)の下に13人の刺客が集められ、暴君を討つべく参勤交代の列が通る「落合宿」を要塞(ようさい)化、最後の壮絶な決戦を繰り広げるというアクションエンターテインメント。9月25日から全国東宝系で公開予定。(毎日新聞デジタル)
ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作「モアナと伝説の海2」(デイブ・デリック・ジュニア監督ほか)の大ヒット御礼舞台あいさつが12月23日、東京都内で開かれた。イベントでは…
東宝の2025年の配給作品ラインアップ発表会が12月23日、TOHOシネマズ 日比谷(東京都千代田区)で行われ、2024年の興業収入などが発表された。市川南取締役専務執行役員は、…
2012年から7シリーズにわたって放送されたテレビ朝日系の人気ドラマの完結作となる映画「劇場版ドクターX」(田村直己監督)のクランクアップ写真が公開された。主演の米倉涼子さんをは…
俳優の米倉涼子さんが12月22日、東京都内で行われた主演映画「劇場版ドクターX FINAL」(田村直己監督)の“舞台あいさつFINAL”に登場。イベント終盤にあいさつを求められた…
花沢健吾さんのマンガが原作の映画「アンダーニンジャ」(福田雄一監督、2025年1月24日公開)の新キャストが発表された。津田健次郎さんが、謎の存在「アンダーニンジャ(UN)」の声…