注目映画紹介:「怪談レストラン」 小学生に人気のシリーズが映画化 国民的美少女が初主演

「怪談レストラン」の一場面。(C)2010 劇場版「怪談レストラン」製作委員会
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「怪談レストラン」の一場面。(C)2010 劇場版「怪談レストラン」製作委員会

 09年の国民的美少女コンテストグランプリの工藤綾乃さんが初主演する映画「怪談レストラン」(落合正幸監督)が21日、公開された。

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 「怪談レストラン」は96年に刊行された児童文学のベストセラーが原作。レストランのオーナーである「おばけギャルソン」が、毎回怪談フルコースを提供するという構成で、世界各国の民話を基にした怖がらせるだけではないユーモアあるストーリーと、可愛らしいイラストで小学生を中心に人気を博し、シリーズ50巻、累計850万部を売り上げた。劇場版はテレビシリーズの世界観を、アニメと実写、CGを融合させてスケールアップした形で描く。

 工藤さん演じる天野ハルは原作にはないオリジナルキャラクターで、怪奇現象の解明が趣味で、オリジナルの探偵七つ道具を持つ自称・怪奇探偵。妹のマイが、死に神メールのしわざだとうわさされる失踪(しっそう)事件に巻き込まれ、ハルは消えた少年少女を連れ戻すため、死人の町へ向かい、CGのお化けキャラクターに立ち向かう……というストーリー。お化け役としてお笑いコンビ「アンガールズ」、「響」の長友光弘さん、演歌歌手のさくらまやさんらが出演。ユーモラスな特殊メークも見ものだ。映画は21日から丸の内TOEI2(東京都中央区)ほか全国で公開。(毎日新聞デジタル)

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