iPad:購入層は50代男性がトップ 全体の4人に1人は購入に前向き

 米アップル社の携帯端末「iPad」の購入層が、世代別でみると50代の男性がトップとなることが17日、「アスキー・メディアワークス」(東京都新宿区)が行った「iPad購入実態調査」で分かった。

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 調査は、7月にウェブアンケートで行い、回答者7158人をランダムに抽出した。購入率を性別で比較すると、男性が1.2%で女性(0.4%)の3倍となった。年代別では40代の購入率(1.0%)が最も高いが、購入予定を含む「購入意向」をみると50代(3.8%)が最も多く、ついで20代以下(3.5%)、60代(3.4%)と続く。同社は「iPadがマルチタッチで直感的に使え、画面も大きいといった点が評価された」とみている。

 実際にiPadを「購入または予約した」と答えたのは、全体の0.8%。「購入を予定」しているのは2.3%で、この割合は、Android搭載端末の1.6%を上回り、iPhone4の3.3%に迫った。さらに「購入するかもしれない」という回答を合わせると「4人に1人はiPadの購入に前向き」という結果になった。

 また、iPadの利用者は、ホームシアターシステムやブルーレイの利用度が高く、DVDレンタルでは「24」などの海外ドラマを好み、未婚で休日にはデートをしている割合が高いという傾向がみられたという。同社は「世帯年収が高く、比較的経済的余裕があり、ビジネスに関心が高い未婚男性」と、iPadの利用者像を分析している。(毎日新聞デジタル)

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