H-1甲子園:優勝の「アストロズ」は3度目の正直 2年前ドンすべり、昨年予選落ち

「イオン ハイスクールマンザイ2010~H-1甲子園~」で優勝した「アストロズ」の遊佐亮介さん(左から4人目)、増田爽佑さん(同5人目)と審査員ら
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「イオン ハイスクールマンザイ2010~H-1甲子園~」で優勝した「アストロズ」の遊佐亮介さん(左から4人目)、増田爽佑さん(同5人目)と審査員ら

 ルミネtheよしもと(東京都新宿区)で4日開かれた「イオン ハイスクールマンザイ2010~H-1甲子園~」で優勝した「アストロズ」(宮城)の遊佐亮介さんと増田爽佑さん。2人は私立東北学院高校に通う3年生で、1年時に同じクラスになったことからコンビを結成して同大会に挑み続け、3度目の正直で見事、高校生漫才日本一の栄冠をものにした。

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 2人は同じ中学校に通っていたが、中学3年間は会話したこともなかったという。高校で席が前後になったことがきっかけで話すようになり、コンビを結成。コンビ名は増田さんが携帯電話の予測変換で「あ」から候補を探していたところ、「アストロズ」というよくわからない単語があったので採用したという。

 増田さんによると、一昨年は決勝に進出したが、「ドンすべり」して敗退。昨年は予選で敗れ、今年、見事リベンジを果たしたという。優勝後、遊佐さんは「まさか優勝できるとは思わなかったので、本当に何も考えられないです。後からじわじわきました」と語り、増田さんは涙で言葉にならず、後から「何も考えることなく泣いてました」とコメント。遊佐さんは「これからもネタをがむしゃらに作っていきたい。トーク番組にも出られるようになりたいです」と抱負を語った。

 今年の「H-1甲子園」は、地区予選が北海道から沖縄まで全国のイオン41店で開かれ、計約900組が参加。決勝には6組が進み、お笑いコンビ「オール阪神・巨人」と「麒麟」、アイドルユニット「AKB48」の秋元才加さんら審査員を前に2分間の自慢のネタを披露した。

 決勝の模様は10月10日午後2時から、テレビ朝日系で放送される。(毎日新聞デジタル)

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