10年8月ゲーム販売:「戦国BASARA3」シリーズ最高をマーク 2機種合計で42万3000本

「戦国BASARA3」(左がPS3版、右がWii版)
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「戦国BASARA3」(左がPS3版、右がWii版)

 8月の国内家庭用ゲームソフト販売本数で、7月29日に発売されたPS3用ソフト「戦国BASARA3」(カプコン)が、34万本で2位に入り、シリーズ最高の販売数を記録したことがエンターブレインの調べで分かった。9位にも同名タイトルのWii用ソフトがランクインし、販売本数は2機種合計で42万3000本。7月からテレビアニメ第2期の放送が開始され、“歴女”ブームの効果もあり、前作を上回る推移となっている。

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 調査は10年7月26日~8月29日、全国約3500店舗で実施。1位は、7月8日に発売されたWii用ソフト「Wii Party」(任天堂)の約37万1000本で、累計販売本数が80万本に達し、ミリオン突破も見えてきた。3位は、7月29日発売のPSP用ソフト「初音ミク プロジェクトディーヴァ セカンド」(セガ)で約31万522本。早くも昨年7月2日に発売の前作「初音ミク プロジェクトディーヴァ」の累計販売本数18万8000本を上回った。

 8月の家庭用ゲーム機の販売台数は、ニンテンドーDS(DSライト、DSi、DSiLL)が合計22万4000台で首位を守った。据え置き機では、7月29日にハードディスクを120GB/250GBから160GB/320GBに拡張したPS3の新モデルが発売。昨年同月比で約5倍となる14万6000台を販売した。

 9月期は16日から「東京ゲームショウ2010」の開催や4年ぶりのシリーズ最新作「ポケットモンスターブラック・ホワイト」が18日にニンテンドーDS用ソフトで発売されるなど、年末商戦に向けた動きが注目される。(毎日新聞デジタル)

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