十三人の刺客:戦国BASARAデザインの土林さんが13人をオリジナルキャラに iPhoneアプリなど展開

「十三人の刺客」の登場人物を土林誠さんが描いた「ASASSINS 13 PROJECT」のポスター
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「十三人の刺客」の登場人物を土林誠さんが描いた「ASASSINS 13 PROJECT」のポスター

 役所広司さん主演の映画「十三人の刺客」(三池崇史監督)の登場人物を、歴女ブームを生んだ人気ゲーム「戦国BASARA」(カプコン)のキャラクターデザインを担当した土林誠さんが描き、iPhoneアプリやキャラクターグッズとして展開するコラボ企画「ASASSINS 13 PROJECT」がスタートすることが7日、明らかになった。

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 「十三人の刺客」は、映画「クローズZERO」シリーズなどで知られる三池監督がメガホンを取り、役所さんや山田孝之さん、「SMAP」の稲垣吾郎さん、伊勢谷友介さん、沢村一樹さん、古田新太さん、伊原剛志さん、松方弘樹さん、市村正親さんら豪華キャストが共演する本格時代劇。江戸末期、将軍の弟で罪なき民衆に不条理な殺りくを繰り返す明石藩藩主・松平斉韶(稲垣さん)を暗殺するため、島田新左衛門(役所さん)の下に13人の刺客が集められ、参勤交代の列が通る「落合宿」を要塞(ようさい)化し、壮絶な決戦を繰り広げるというアクションエンターテインメント。25日から全国東宝系で公開予定。

 「戦国BASARA」は、戦国武将が敵の大軍をなぎ倒すカプコンのアクションゲームで、6本の刀を操る伊達政宗や2本の巨大なやりを得意とする真田幸村ら、イケメンのキャラクターを人気声優が演じ、女性を中心に大ヒット。09年4月にアニメ化され、歴史ファンとなった女性が武将ゆかりの地を訪れるなど「歴女」ブームを生んだ。

 土林さんは、これまでにカプコンの「戦国BASARA」シリーズや「デビルメイクライ」シリーズ、セガの「Shinobi」や「Kunoichi~忍~」「VANQUISH」などの人気ゲームのキャラクターデザインを担当。日本画を思わせるような独特なタッチと鮮やかな色彩で描かれるイラストは、幅広い層から支持を得ている。今回、土林さんが映画に登場する13人のキャラクターを独自の解釈で描き下ろし、タツノコプロがキャラクター化し、映画の公開と連動して、各種キャラクターグッズ(25日~)、iPhoneアプリゲーム(9月下旬~)、モバイルコンテンツ(9月中旬~)などで展開する。(毎日新聞デジタル)

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