桐谷健太:「すごく熱い」と感激 男性限定イベントでラップ披露 映画「BECK」

映画「BECK」の公開記念イベントでラップを披露する桐谷健太さん(右)とKOJIさん
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映画「BECK」の公開記念イベントでラップを披露する桐谷健太さん(右)とKOJIさん

 俳優の桐谷健太さんが16日、映画「BECK」(堤幸彦監督)の公開記念で男性限定イベントに登場。ラップ指導を担当したKOJIさんとともに劇中歌「EVOLUTION」を披露した桐谷さんは「(男性限定のイベントで歌うのは)初めての経験で、すごく熱い。本当にうれしい」と感激していた。

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 「BECK」は、99年から08年まで「月刊少年マガジン」(講談社)で連載されたハロルド作石さんのマンガで、コミックス(全34巻)は累計発行部数1500万部、02年に「講談社漫画賞」少年部門を受賞した。映画は、平凡な毎日を送る高校生コユキ(佐藤健さん)が、ニューヨーク帰りの天才ギタリストの竜介(水嶋ヒロさん)と出会い、千葉(桐谷さん)、平(向井理さん)、サク(中村蒼さん)とロックバンド「BECK」を結成。ライブハウスでの活動を皮切りに頭角を現し、日本最大のロックフェスへの出演が実現しかけるが、敏腕音楽プロデューサーの蘭(中村獅童さん)による妨害を受け、やがてバンドの存続にかかわる危機が訪れる……というストーリー。

 映画のクランクイン前に、堤監督と(原作者の)作石さんにビデオレターを送ったという桐谷さんは、「当初は自分の声で歌えるか決まっていなかったので、僕の声でやらせてほしいと伝えた」と、直談判したエピソードを披露。また、KOJIさんと相談し、一度はスタンドマイクで監督のOKが出た後に、手持ちのハンドマイクに変えてラップ音源を収録し直したという桐谷さんは「KOJI君がいなかったら、千葉は生まれなかった。背中を押してくれました」と感慨深げだった。映画は4日から全国ロードショー公開中。(毎日新聞デジタル)

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