バクマン。:主人公声の阿部敦「原作追いつつ収録楽しく……」 アニメ試写会見

NHK教育で放送されるテレビアニメ「バクマン。」のメーンビジュアル(c)大場つぐみ・小畑健・集英社/NHK・NEP・ShoPro
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NHK教育で放送されるテレビアニメ「バクマン。」のメーンビジュアル(c)大場つぐみ・小畑健・集英社/NHK・NEP・ShoPro

 プロのマンガ家を目指す少年2人の青春ストーリーを描くアニメ「バクマン。」(NHK教育)の試写会が15日、東京・渋谷のNHK放送センターで開かれた。主人公の声を担当し、原作マンガのファンという声優の阿部敦さんは「オーディションで選ばれたことはとても光栄。原作を追いつつ収録も楽しくやらせていただいている」と意気込みを語った。

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 原作は「週刊少年ジャンプ」で連載中の大場つぐみさんと小畑健さんの人気マンガ。何となく毎日を過ごしていた中学生・真城最高(阿部さん)は、学年トップの秀才・高木秋人(日野聡さん)から「おれと組んでマンガ家になってくれ!」と誘われる。しかし、マンガ家だった叔父が死んでから、マンガ家になる夢を捨てていた最高は、それを断ってしまうが……というストーリー。

 同日開かれた会見で、同番組を手掛けるNHKの斎藤健治チーフ・プロデューサーは「夢を見ることは、困難を背負って乗り越えていくことなんだ……というメッセージを伝えていきたい」、初の監督に挑む秋田谷典昭さんは「最高や秋人に負けないようにフレッシュな気持ちでいろいろなことに挑戦したい」と抱負を語った。アニメ「灼眼のシャナ」の坂井悠二役で知られる秋人役の日野聡さんは「完成した作品は絵も奇麗で感慨深い。スタッフの皆さんとキャスト一同取り組んでいる最中です」と現場の熱気を伝えていた。

 放送は、NHK教育テレビで10月2日から毎週土曜午後6時。全25話予定。(毎日新聞デジタル)

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