偉人の業績をライバル関係に焦点を当てて紹介する歴史バラエティー番組「光の偉人　陰の偉人」が26日午後9時にNHK　BShiで放送される。サブタイトルは「かくして電気の時代は始まった！　発明王エジソンと稲妻博士テスラ」で、かの有名な発明王トーマス・エジソンと、エジソンの下を飛び出し、のちに“稲妻博士”の異名を取ることになる科学者、ニコラ・テスラの生涯を紹介する。

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　女優の原沙知絵さんが「陰山のぞみ」、俳優の浅利陽介さんが「照井光」というキュレーター役で番組を進行。26日の回は発明王エジソンと“稲妻博士”のテスラは世界中を巻き込んで“電流戦争”と呼ばれる争いを繰り広げ、20世紀に電気の時代が誕生した様子を解説する。

　今回の出演が決まって原さんは「面白い番組になりそうなので、とてもうれしかった」と喜び、進行役について「まだ手探りですが、演じる部分とナレーションとしての声の発し方などに気を付けました」と話している。

　原さんが個人的に興味のある時代は「トルコ、オスマン帝国時代」だといい、「いろんな国の王様にまつわる偉人」について知りたいと今後に思いをはせた。番組では「偉人の人生を紹介すると同時に、その時代に自分も生きていたような感覚を味わえるといいなと思っています」と偉人のいた時代の雰囲気を伝えたいと意気込み、「偉人を知らない人にも気軽に見て楽しんで一緒に学んでいただければと思います。もちろん詳しい方々にも年齢も幅広くさまざまな方に、家族そろって安心して見ていただける番組です」とアピールした。初回は26日午後9時～9時44分に放送。10月に再放送も予定している。（毎日新聞デジタル）