アイドルグループ「AKB48」の秋元才加さん(22)が30日、文豪・泉鏡花の作品世界を描く音楽劇「ACT泉鏡花 妖しのポップファンタジー」の公開けいこ前に会見。秋元さんはかつらと和風の衣装に「(AKBの制服姿より)私、こっちのほうが合ってると思う」とコメントした。
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「ACT泉鏡花」は、泉鏡花(近藤正臣さん)と、後に泉鏡花の妻になる芸者すゞ(木の実ナナさん)の物語を軸に、泉鏡花の代表作「天守物語」「海神別荘」「湯島の境内」「絵本の春」「義血侠血(瀧の白糸)」の五つの物語をオムニバス形式で演じる。男性のみで構成される人気劇団「スタジオライフ」の松本慎也さん、山本芳樹さん、曽世海司さんも出演。劇中では、「月見草」や「飛べないアゲハチョウ」「桜の栞」などの「AKB48」の楽曲も披露される。
出演する「AKB48」の仲川遥香さん(18)、片山陽加さん(20)、佐藤亜美菜さん(19)、「SDN48」の浦野一美さん(24)も出席。仲川さんは「昔の言葉が多いので覚えるのが大変」と話し、どの部分か説明するためにせりふを思い出そうとするも思い出せず、秋元さんが「この話、もういいです」とバッサリ。しかし秋元さんは明日の初日への意気込みを聞かれて「あしたの千秋楽……」と言い間違え、メンバーから突っ込まれていた。
秋元さんは共演する木の実さんと近藤さんについて「木の実さんは誰よりも気を使ってくれる。近藤さんはこうした方がいいって教えてくれる」と感激しているようで、「私も将来そうなりたい」と話していた。
公演は10月1~10日に東京グローブ座で行われ、毎公演後に握手会またはトークショーか見送り・ハイタッチ会を行う。同月12日に仙台電力ホール(仙台市青葉区)、同月15日に名古屋名鉄ホール(名古屋市中村区)、同月17日に長崎市公会堂(長崎市魚の町)、同月20日に京都芸術劇場春秋座(京都市左京区)、同月23、24日に北國新聞赤羽ホール(金沢市南町)で行われる。(毎日新聞デジタル)