船越英一郎：約1カ月半ぶり元気な顔「生きるヒントを届けたい」バラエティ−司会に意気込み

　顔面神経痛で自宅療養をしていた俳優の船越英一郎さんが3日、フジテレビ（東京都港区）で開かれた新番組「金曜日のキセキ」の記者会見に登場し、約1カ月半ぶりに公の場に姿を現した。船越さんは、復帰すぐに同番組を選んだことについて、「自分自身がテレビで何が見たいかと考えた時に、元気や勇気がもらえる番組だと思った。僕がテレビに求めているものがピタリと当てはまった」と出演のきっかけを語り、「悩める人たちが幸せになる瞬間を目撃できる番組にしたい。生きる元気や勇気、ヒントを届けたい」と力強く意気込みを語った。

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　同番組は、奇跡の占師軍団がさまざまな場所に出没し、人生相談に乗る……というバラエティーで、悩める芸能人や一般人の人生を占い、その問題点を暴き、未来の道しるべを示す「人生相談コーナー」を軸に、「人生とは」「家族とは」など教訓を学べるという内容。占いに対して、船越さんは「世の中に神秘的な力があって、当然そういう不思議な力を持っている人はいるという前提。最後に決めるのは自分自身だが、情報は多ければ多いほどいい」と語った。

　会見には、船越さんのほか、今田耕司さんと生野陽子アナも登場。4日からフジテレビの朝の情報番組「めざましテレビ」で新メーンキャスターも務める生野アナは「私は手相占いで恋愛運が一番悪いアナなので、番組で恋愛運を上げる方法を教えてほしい。私の奇跡はフジテレビに入社したことですね」と笑顔で答えていた。今田さんは「シンプルにいうと人生相談。テレビの垣根を越えて、視聴者も一緒になって元気になれる番組」と紹介した。今まで出会った奇跡は何かと聞かれると、船越さんは「今の家族との出会いですね。意味があって出会ったんでしょう。（今田さんと生野さんは）これからですね」と家族への思いを語った。

　同番組は15日より毎週金曜午後7時57分放送の予定。初回は同7時からの2時間スペシャルで、ゲストパネリストとして佐伯チズさんと松本明子さんが登場。一般視聴者の占い診断のほか、3人の鑑定士が船越さんの波乱万丈の半生を鑑定するという。（毎日新聞デジタル）