市川知宏:ドラマ初主演「最初うれしくてプレッシャーが…」TBS新枠「クローンベイビー」

「クローンベイビー」制作発表に登場した市川知宏さん
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「クローンベイビー」制作発表に登場した市川知宏さん

 TBSが10月から新設した、金曜日の新ドラマ枠「Friday Break」の第1弾ドラマ「クローンベイビー」の制作発表が6日あり、中学時代からのいじめに悩む予備校生・正宗役でドラマ初主演する市川知宏さんは「オーディションに受かったことは午前10ごろ聞いたんですが、そのときはうれしかったけれど、午後6時ごろから不安やプレッシャーがありました。死にたいと考える(正宗の)みっともなさを出したい」と多くの報道陣を前に緊張しながら語った。

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 「Friday Break」では、ドラマとしては初の試みとなる、主要キャストのオーディションや、「USTREAM」でドラマの舞台裏を生中継するなど、視聴者との距離を縮めた新しいタイプのドラマ作りを展開する。「クローンベイビー」は、同じ遺伝子を持ったクローンたちが一つの椅子を巡って壮絶なバトルを繰り広げる……ヒューマンサスペンス。

 会見には、主演の市川さんとオーディションで選ばれた松坂桃李さん、稲葉友さん、滝裕可里さん、山崎賢人さん、菊田大輔さんが登場。謎の青年・ヒロを演じる松坂さんは「ミステリアスでクレージーな役。硬派な役が多かったので、自分の殻を壊していきたい」と意気込み、野球に挫折し、荒れた生活を送る悟志を演じる稲葉さんは「ひとことでいうとヤンキーですが、ミステリアスなおいしい役。現場では衣装が私服なんでしょっていじられています」と役柄について語った。

 作品の内容にちなんで何のクローンになりたいかという質問に、市川さんは「(陸上百メートルの世界記録保持者)ウサイン・ボルト選手のクローン人間になりたいです。人類で一番速いっていうのを体験したいです。トラックでなくて、歩道を走ってみんなのリアクションを見たい」と話し笑わせた。

 ドラマは8日深夜0時35分から放送。また、J:COMのケーブルテレビでは5日から有料先行配信をしている。各話210円。(毎日新聞デジタル)

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