原哲夫:最新作は若き信長描く 「いくさの子」愛知・清洲城でイラスト公開「創刊0号」配布

原哲夫さんが描いた「いくさの子 織田三郎信長伝」のイラスト(C)原哲夫・北原星望/NSP 2010
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原哲夫さんが描いた「いくさの子 織田三郎信長伝」のイラスト(C)原哲夫・北原星望/NSP 2010

 「北斗の拳」の原哲夫さんのが25日に創刊される「月刊コミックゼノン」(コアミックス)で連載するマンガ「いくさの子 織田三郎信長伝」のイラストが、信長ゆかりの清洲城(愛知県清須市)で開かれたイベント「かぶき祭Live in 清須返し 時代絵巻」で公開された。上半身裸で、ロザリオを首にかけ、遠くを見つめる信長が描かれている。同日「創刊0号」の小冊子も配布された。

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 「いくさの子」は、元週刊少年ジャンプ編集長で、堀江信彦・コアミックス社長が「北原星望」名で原作を担当。信長を「戦国最強の傾奇(かぶき)者」と位置付け、駿河の大名・今川義元を討ち取った桶狭間の戦いがあった26歳(1560年)までの、謎に包まれている青年時代を描く。現存する資料を基に現地取材も行い、独自解釈を加える。

 原さんはこれまで、派手な衣装と奇行で戦国時代を華やかに生きた「傾奇者」の武将・前田慶次の姿を描いた「花の慶次」を90~93年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載し、大ヒットしている。続編として直江兼続を描いた「義風堂々!!直江兼続 前田慶次月語り」も発表している。

 「創刊0号」は、堀江さんと河村たかし・名古屋市長の対談や、コミックゼノンの作品が紹介されている。52ページ。(毎日新聞デジタル)

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