ゲゲゲの女房:総集編を年末3日間連続放送 惜しむファンの声受け決定 156話を3時間半で

NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の1シーン=NHK提供
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NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の1シーン=NHK提供

 女優の松下奈緒さん(25)が主演したNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の総集編が、年末に3日間放送されることが19日、明らかになった。9月25日に最終回を迎えたが、その2、3週間前から「終わらないで」と終了を惜しむファンの声が年代、性別を問わず、NHKに多数寄せられたことを受け、放送が決まった。156回分の放送を3日間トータルで3時間24分に収めることになる。

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 「ゲゲゲの女房」は、マンガ「ゲゲゲの鬼太郎」の作者、水木しげるさんの妻・武良布枝(むら・ぬのえ)さんの自伝「ゲゲゲの女房」が原案。楽天的で働き者の主人公・布美枝(松下さん)が「水木しげる」こと夫の村井茂(向井理さん)とお見合いをし、結婚。貧乏生活の中、命懸けでマンガに打ち込む夫を支えながら、おおらかに生きる布美枝の姿が描かれた。

 3月29日のスタート時の視聴率は朝ドラ歴代最低の14.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったが、その後、右肩上がりに上昇し、月別平均視聴率が4月の16.1(関西12.9)%から、5月の大型連休も落ちることなく着実に数字を伸ばし、156話目の9月25日の最終回は平均視聴率23.6%で、期間最高を記録した。期間平均視聴率は18.6%で、朝ドラの平均視聴率が20%を割り始めた 04年度以降では、19.4%を記録した宮崎あおいさん主演の「純情きらり」(06年)、比嘉愛未さん主演の「どんど晴れ」(07年)に続く歴代3位だった。

 総集編は、12月29~31日の午前7時20分~8時28分にNHK総合で放送。(毎日新聞デジタル)

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