マリア様がみてる:波瑠「愛される映画に」 淑女9人が制服姿で映画版舞台あいさつ

映画「マリア様がみてる」の完成披露舞台あいさつに登場した波瑠さん
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映画「マリア様がみてる」の完成披露舞台あいさつに登場した波瑠さん

 名門女子校に通う少女たちの青春を描いたライトノベルを実写映画化した「マリア様がみてる」の完成披露舞台あいさつが26日、東京・新宿で開かれ、小笠原祥子役の波瑠(はる)さん、福沢祐巳役の未来穂香(みき・ほのか)さんら主要キャスト9人が制服姿で登場した。波瑠さんは「制服もオーダーメードで原作に忠実に作っていて、(撮影では)重要文化財も使わせてもらった。すてきな映画になっていると思うし、たくさんの人に見ていただいて愛される映画になれば……」と話していた。

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 「マリア様がみてる」は、今野緒雪さん原作、ひびき玲音さん画のライトノベル(集英社)で、シリーズ37巻で540万部を発行している大ヒット作。「ごきげんよう」「お姉さま」など、作品中で展開される独特の“お嬢様言葉”などで話題になった。映画は1巻の内容を再現している。先輩と後輩が「姉妹(スール)」となって、淑女としてのしつけを受け継いでいくお嬢様学校「私立リリアン学園」で、平凡な生徒の祐巳(未来さん)は、あこがれの先輩・祥子(波瑠さん)から、突然に「妹」になるように言われるのだが……というストーリー。

 あいさつで波瑠さんが「身を削る思いで作りました。(撮影の)時間が短くて、不安な面もあったけど完成してうれしい」と華麗な舞台とは違う苦労を語った。また、メンバーが9人の大部屋で修学旅行のように仲良く過ごしたという未来さんは「でも(祥子の姉の水野容子役)平田(薫)さんが見たといっていたのですが、口を開けて寝ている人が……」と淑女らしからぬ振る舞いがあったことを明かし、周囲の笑いを誘っていた。

 11月6日からシネマート新宿、池袋テアトルダイヤほかロードショー。(毎日新聞デジタル) 

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