注目ドラマ紹介:「刑事定年」柴田恭兵が刑事退職! 元敏腕刑事の定年後描く

ドラマ「刑事定年」の1シーン=BS朝日提供
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ドラマ「刑事定年」の1シーン=BS朝日提供

 ドラマ「あぶない刑事」や「はみだし刑事 情熱系」などで数々の難事件を解決してきた俳優の柴田恭兵さんが主演し、定年後の元敏腕刑事の生活を描くドラマ「刑事定年」が27日からBS朝日でスタートする。

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 「刑事定年」は、「金曜日の妻たちへ」「男女7人夏物語」などのヒットドラマを手がけた鎌田敏夫さんらが脚本、映画「キサラギ」で第31回日本アカデミー賞優秀監督賞を獲得した佐藤祐市監督が演出を担当。建設中の東京スカイツリーがそびえ立つ東京の下町を舞台に、家庭を顧みずに働き続けた元敏腕刑事の猪瀬直也(柴田さん)と、その妻・早季子(浅田美代子さん)の微妙な関係を描く大人のための連続ホームドラマ。娘の真紀役で田丸麻紀さんが出演するほか、直也が勤めた隅田川署の元同僚を金田明夫さん、猪瀬家に出入りするヤクザの親分を山田明郷さんが演じる。すべてが猪瀬家内で繰り広げられ、スタジオ内に6台のカメラをセットし、1シーンを1カットで撮影するというスタイルを採用した。

 第1話「嘘と女」には女優のかたせ梨乃さんがゲスト出演。直也は、定年後の生活を妻と静かに暮らそうと思い描いていたが、早季子はボランティアやフラダンスの集いで夫抜きの生活を楽しんでいて、直也の相手をする気はない。仕事に没頭して家庭を顧みなかった直也は、今さらながら、家の中に居場所がないことを感じる。そんなある日、直也の自宅に、かつて警察を訪れては、放火や盗みなど、してもいない罪を告白していた“うそつき女”今西素子(かたせさん)が訪ねてくる。在職時代に何度も相手をしてきた直也は適当にあしらうが、訪ねてきた暴力団組長や元同僚の刑事たちからの情報で、今回は本当かもしれないと思い始め……という物語。

 BS朝日で毎週水曜午後10時放送。(毎日新聞デジタル)

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