矢田亜希子:5年ぶり主演で初の母親役、出産シーンにも初挑戦 LISMOケータイドラマ

LISMOドラマ「空にいちばん近い幸せ」の1シーン
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LISMOドラマ「空にいちばん近い幸せ」の1シーン

 今夏、女優復帰した矢田亜希子さんが5年ぶりにドラマの主演を務めることが28日、明らかになった。au携帯電話で視聴できる「LISMOドラマ」の第19弾「空にいちばん近い幸せ~映画『ジーン・ワルツ』ANOTHER STORY」で初の母親役にも挑戦する。

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 矢田さんの主演は05年放送の「夢で逢いましょう」(TBS系)以来。矢田さんは「母親役も初めてですし、出産シーンを演じたのも初めてでした。自分がまた出産している気になってしまいました」とコメント。「(矢田さん演じる)砂羽(さわ)は出産直後に最愛の息子を失うというつらい思いをします。そのシーンは、私も本当につらくなって涙が止まらなくなってしまいました。自分の子供が健康で、毎日、成長していること、そして自分が今、生きていること、そのこと自体が奇跡だと、その奇跡に感謝しなければと改めて思わせてくれる作品です」と思いを明かしている。

 サブタイトルにもなっている「ジーン・ワルツ」(大谷健太郎監督)は、作家・海堂尊さんの「チーム・バチスタの栄光」「ジェネラル・ルージュの凱旋」に続く医療ミステリー最新作を原作にした映画。生命誕生の瞬間を舞台に、日本の産婦人科医療の現実を描き出した衝撃の問題作で、菅野美穂さん主演で、11年2月5日から公開の予定。矢田さんが主演するのは映画のアナザーストーリーとなるドラマで、ごく普通の1組の家族が“生命の尊さ”と触れ合う感動ドラマ。矢田さんは、強く望まれてもこの世に生まれることができなかった命と向きあい、家族と共に悲しみを乗り越える砂羽を演じる。夫役の安田顕さんのほか、戸次重幸さんも出演。監督、脚本は「Little DJ~小さな恋の物語」の永田琴さんが手がける。12月3日から毎週金曜計5回の配信を予定している。

 矢田さんは「本作のテーマでもある“子供が普通に生まれてくること、生命の誕生の奇跡”は私自身が妊娠していたときに考えていたこと。妊娠したときは自分の子供に会えるのが本当に楽しみでした。その一方でちゃんと出産ができるのか、子供を育てることができるのか不安もありました。私が演じた砂羽にもその両方の気持ちがしっかりと描かれていて、すんなりと砂羽に共感することができました」と明かしている。(毎日新聞デジタル)

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