春日由実アナ:妊娠7カ月で朗読劇に「母は強しでした」 フジアナ出演「仮名手本忠臣蔵」初日

朗読ライブ「朗読Legend2 仮名手本忠臣蔵」に出演した春日由実アナウンサーと奥寺健アナウンサー
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朗読ライブ「朗読Legend2 仮名手本忠臣蔵」に出演した春日由実アナウンサーと奥寺健アナウンサー

 フジテレビアナウンサーと「演劇倶楽部『座』」による朗読劇「朗読Legend2 仮名手本忠臣蔵」が5日、商業施設「COREDO室町」(東京都中央区)内の新ホール「日本橋三井ホール」で上演された。プロデューサーを務めた奥寺健アナウンサーと、春日由実アナウンサーが取材に応じ、妊娠7カ月で舞台に立った春日アナは「(子供が)おなかにいてくれる方が心強くて、今日が一番落ち着いていました。母は強しでしたね」と公演を振り返った。

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 今回の舞台では、アナウンサー24人と、朗読のプロフェッショナル集団、「演劇倶楽部『座』」、新内節浄瑠璃の人間国宝・鶴賀若狭掾(つるが・わかさのじょう)さんを迎え、アナウンサーたちが狂言や義太夫に挑戦した。春日アナは「台本にこんなにルビを振ったことはありませんでした」と古典劇のせりふに苦労したようだったが、「子供がいる役だったので、自分の子を思いながら演じました」と満足げだった。

 奥寺アナは、10月の番組改編後の公演ということで、アナウンサーのスケジュール確保などプロデューサーならではの苦労も明かしながら、「96年から続けている朗読劇が、こんなにいい形で実現できてうれしい。古典の古い言葉を今の気持ちで読んで伝えたかった。(舞台上で)動きがついて、言葉をより理解できたアナウンサーもいる」と手応えを感じていたようだった。

 「朗読Legend2 仮名手本忠臣蔵」は6日も開かれる。当日券5500円。(毎日新聞デジタル)

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