コーエーテクモ:襟川最高顧問、11年ぶり社長に復帰 シブサワ・コウ名で「信長の野望」開発

コーエーテクモホールディングスの新社長に就任した襟川陽一さん
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コーエーテクモホールディングスの新社長に就任した襟川陽一さん

 コーエーテクモホールディングスは8日、襟川陽一最高顧問が同日付で、11年ぶりに社長に復帰する人事を発表した。松原健二社長は30日付で同社を退社する。8日発表した10年9月中間連結決算では、営業損失が約16億円を計上しており、創業者を据えて立て直しを図る。

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 襟川新社長は1978年、光栄(現コーエーテクモゲームス)を設立し、社長に就任。99年4月、ゲーム制作へ専念するため会長に退き、01年から最高顧問に就任していた。シブサワ・コウ名義で「信長の野望」や「三國志」などの歴史シミュレーションゲームの名作を生み出している。

 8日発表された中間決算は、タイトルの発売延期や、主力タイトルが下半期(10月~11年3月)に集まっていることもあり、売上高が前年同期比27.5%減の約110億円で、営業損失は前年の6億円から16億円に拡大した。(毎日新聞デジタル)

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