坂本龍馬:東京・品川にブロンズ像がお目見え 島崎和歌子も勇姿にうっとり

除幕式で「坂本龍馬ブロンズ像」を見上げる島崎和歌子さん
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除幕式で「坂本龍馬ブロンズ像」を見上げる島崎和歌子さん

 NHK大河ドラマ「龍馬伝」が佳境を迎える中、坂本龍馬のブロンズ像が京浜急行の立会川駅前(東京都品川区)に建立され、13日、現地で除幕式が行われた。ドラマに出演している島崎和歌子さんが登場。二十歳ごろの龍馬を再現したブロンズ像を横目に島崎さんは「こういう坂本龍馬みたいな人いないかな」とうっとりしていた。

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 立会川地区には江戸時代、土佐藩の下屋敷があり、ペリー来航の際は「浜川砲台」と呼ばれる砲台が築かれ、若き日の龍馬が砲台の警備に加わったとされる。ブロンズ像は東京京浜ロータリークラブ、品川龍馬会、立会川商店街が区の協力のもと新たに製造したもので、高さ3・3メートル、重さ515キロ。これまで同所に設置されていたものは、強化プラスチック製だったが、「龍馬伝」のヒットで多くの観光客が押し寄せたことから、地元で「もっとしっかりしたものにした方がいい」という声が上がり、新設されることになった。

 除幕式では、ドラマで龍馬の兄、権平の妻・千野役を演じる島崎和歌子さんが「私は坂本龍馬みたいな人を捜しに来たんですけど、今日はいないな」と語って会場の笑いを誘い「ドラマも最終回に近づいてきてます。ドラマをきっかけにブロンズ像を見に来てくれたらと思います」とPR。ブロンズ像を管理する品川区の濱野健区長が「坂本龍馬が品川で活躍したことがこうして発信されるのは区にとって大きな事。みなさんありがとうございました」とあいさつした。

 「龍馬伝」は、坂本龍馬の33年の生涯を、三菱財閥の創業者・岩崎弥太郎の視点から描いたドラマ。大河ドラマ初の4部構成で現在、第4部「RYOMA  THE HOPE」が放送中。最終回の第48回「龍の魂」は総合テレビで11月28日午後8時から時間を拡大して放送予定。(毎日新聞デジタル)

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