浅利陽介:四肢まひの難役で連ドラ初主演 BSフジ10周年記念作品「ひとりじゃない」

浅利陽介さん(右)が初主演を務める連続ドラマ「ひとりじゃない」のイメージカット=BSフジ提供
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浅利陽介さん(右)が初主演を務める連続ドラマ「ひとりじゃない」のイメージカット=BSフジ提供

 「コード・ブルー」など数々のドラマや映画に出演している若手俳優の浅利陽介さんが、BSフジで1月からスタートする連続ドラマ「ひとりじゃない」で連続ドラマ初の主演を務めることが明らかになった。四肢まひという障害を負ってしまう青年という難役で、浅利さんは「主人公が今まで当たり前だったものを失い、新たに身の回りの人から力をもらって、それを自分の糧にして、人生を歩んでいく様を見ていただきたい」と意気込みを語っている。

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 大学のバスケ部でエースとして活躍する桐山祥平(浅利さん)は、不慮の事故から頸椎(けいつい)を損傷し、四肢不全まひに陥ってしまう。一生車いすでの生活になるという事実を受け入れられなかった祥平だったが、生きる気力を失いかけていた主婦、辺見幸子(森口瑤子さん)と出会い、あることをきっかけに考えを変える。そしてある日リハビリセンターで「ウィルチェアラグビー(車いすラグビー)」に出合い、車いすごとぶつかる激しいプレーを目にした祥平の胸にある考えが浮かぶ……というストーリー。矢島健一さん、モロ師岡さん、織本順吉さん、新川優愛さんらも出演。監督は、浅利さんが主演を務めた映画「パートナーズ」の下村優さん、脚本は「男たちの大和」の井上淳一さんが担当する。

 国立障害者リハビリテ−ションセンター(埼玉県所沢市)を訪れ、ウィルチェアラグビーの日本代表選手と練習したという浅利さんは「みなさんものすごくパワフルで、僕がコートに入ると洗礼のごとくラグ車でタックルをされて、吹っ飛んでしまいました」と激しいプレーにびっくり。「連続テレビドラマ初主演に、下村組の心強いスタッフとまたご一緒できてうれしいです」と「パートナーズ」に続いてのタッグとなる下村さんに厚い信頼を寄せているようだ。放送は1月8日から毎週土曜午後8時。全6話の予定。(毎日新聞デジタル)

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