川越達也シェフ:らあめん花月嵐でオリジナル“女子ラーメン”開発 「10点満点!」と自画自賛

「らあめん花月嵐」とコラボで開発したラーメン「僕の味噌らあめん~ボロネーゼバター添え」を発表した川越達也シェフ
1 / 1
「らあめん花月嵐」とコラボで開発したラーメン「僕の味噌らあめん~ボロネーゼバター添え」を発表した川越達也シェフ

 バラエティー番組「お願い!ランキング」(テレビ朝日系)の「美食アカデミー」で人気の川越達也シェフが24日、ラーメンチェーン店「らあめん花月嵐」とコラボで開発したラーメン「僕の味噌らあめん~ボロネーゼバター添え」(750円)の発表会を同チェーン笹塚店(東京都渋谷区)で開いた。過去に同番組で「らあめん花月嵐」の評価をしたことのある川越シェフは、企画依頼に「正直、お待ちしていました!という感じ。『黄金の味噌ラーメン』(680円)で10点満点を出させていただいた時に、すごい企業努力を感じて尊敬の念を抱いていました」と喜びを語り、「僕の何となく考えるイタリアンラーメンと花月嵐さんとコラボできたら。自信がなきゃ出しません、10点満点です!」と充実の“川越スマイル”を見せていた。

あなたにオススメ

 「らあめん花月嵐」は、全国230店舗で展開するラーメンチェーン店で、01年から月1度の企画ラーメンを発売し、これまでに約80品のメニューを開発している。「僕のラーメン~ボロネーゼバター添え」は、特にOLや主婦層など女性をターゲットにするため、女性ファンの多い川越シェフにメニュー開発を依頼。川越シェフが大好きだという味噌ラーメンをベースに、女性も大好きなオシャレな“女子ラーメン”と、体の芯から温まる“冬におすすめのラーメン”をテーマに開発されたもので、ラーメンでは通常使われない牛肉と豚のあいびき肉と野菜をさまざまなソースで炒め、バターと混ぜたイタリアンのボロネーゼの調理法を取り入れた。スープは川越シェフが考案した生クリームが注がれ、マイルドな味わいで、イタリアンでおなじみのルッコラの千切りと、ゆでキャベツを入れるなど、見た目もオシャレに仕上げている。

 川越シェフは「女子だから、サラッと軽い物を好むかといったらそうじゃない。今の日本は肉食系女子が支えていると思います。女子だけじゃなく、ガンガン働いておなかをすかせている方に食べてもらえるものも目指した」と語り、「過去、販売した記録が(企画ラーメン2カ月で)37万食と聞いているので、40万食……はいきたいな」と力を込めて話した。

 「お願い!ランキング」は、「もしもこんなランキングがあったら……」という願いに答える深夜のランキングバラエティー番組。「美食アカデミー」や「ちょい足しクッキング」といった人気企画をはじめ、食品や外食企業などとタイアップしたコーナーなど多数の人気コーナーを日替わりで展開している。川越シェフは、代官山「タツヤ・カワゴエ」のオーナーシェフで、「美食アカデミー」の一員として、さまざまなチェーン店や飲食店の料理を評価し、特に満足したメニューには“川越スマイル”と呼ばれる満面の笑みで応えることで人気を集めている。「美食~」の仲間には試食してもらったのかと聞かれると、川越シェフは困りながらも「基本的にはみんな辛口なんで、何を言われるか不安なんですけれど、彼らにも喜んでいただけそうなラーメンができた。自信はあるんで、発売されたら素直な評価をいただきたい」と話していた。同メニューの発売は、12月8日~11年3月1日までの期間限定。一部店舗では25日から先行発売する。(毎日新聞デジタル) 

芸能 最新記事