舘ひろし:「30メートル走って肉離れ」 津川は「ぎっくり腰に」と告白 ドラマ「隠密秘帖」

正月時代劇「隠密秘帖」の会見に登場した(左から)舘ひろしさんと津川雅彦さん
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正月時代劇「隠密秘帖」の会見に登場した(左から)舘ひろしさんと津川雅彦さん

 俳優の舘ひろしさん(60)が26日、と11年の正月に放送されるNHKの正月時代劇「隠密秘帖」の会見に共演者らと登場。主人公・神谷庄左衛門を演じる舘さんは「30メートル走って肉離れをしました」と話した。

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 「隠密秘帖」は、脚本家の金子成人さん作で、江戸中期、主人公の庄左衛門(舘さん)が、老中・田沼意次から松平定信への政権交代のきっかけとなった意次の嫡男・意知の刃傷事件の謎を探る密命を受けて活躍。武士、人、親として伝えていくべきものを考えるきずなの物語が描かれる。庄左衛門の息子・又十郎を大河ドラマ「龍馬伝」で坂本龍馬の子ども時代を演じた濱田龍臣君が演じる。舘さんが時代劇に出演するのは06年の大河ドラマ「功名が辻」で織田信長を演じて以来。時代劇主演は98年のNHK金曜時代劇「物書同心いねむり紋蔵」以来となる。

 舘さんは「最初に私が30メートル走って肉離れをしました。それを笑っていたある監督が肉離れをして、知らないうちに(チーフ演出の)黛(りんたろう)監督も知らないうちに肉離れをしていた。肉離れ三兄弟です」とコメント。それを聞いた神谷家の用人・喜八郎役の津川雅彦さん(70)は「こっちはぎっくり腰になりました」と明かし、「我々が決死の勢いで厄払いをして、視聴者のみなさんの当たり年にしていただくようにお届けする」とジョークを交えて番組をアピールした。

 会見には庄左衛門の同僚・榊半兵衛を演じ、05年の大河ドラマ「義経」以来、6年ぶりに同局のドラマに出演するお笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」の南原清隆さん(45)、田沼家にうらみを持つ佐野善左衛門役の金児憲史さん(32)、脚本家の金子さんも登場した。

 放送は1月1日午後7時20分~同8時35分。舘さんが主演し、「隠密秘帖」から34年後を舞台とした続編・土曜時代劇「隠密八百八町」が1月8日から放送される。(毎日新聞デジタル)

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