鋼の錬金術師:最終27巻が発売2週目で首位奪回 オリコン本ランキング

「鋼の錬金術師」(スクウェア・エニックス)27巻の表紙
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「鋼の錬金術師」(スクウェア・エニックス)27巻の表紙

 2日発表されたオリコン本ランキング(12月6日付)によると、荒川弘さんのマンガ「鋼の錬金術師」(スクウェア・エニックス)の最終27巻が、発売2週目で約83万5000部を売り上げ、コミック部門で首位を獲得した。発売初週は集計日が少なかったため、約18万部にとどまり2位だったが、2週目に売り上げを伸ばし“指定席”を奪回した。

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 「鋼の錬金術師」は、マンガ誌「月刊少年ガンガン」で01年から連載。錬金術が科学のように発達した世界で、禁じられた「人体錬成」に挑んで失敗し、体を奪われたエドとアルの兄弟が、失った体を取り戻すために「賢者の石」を探す旅に出るというファンタジー作品。これまでコミックス全巻でそれぞれ100万部以上を売っており、前26巻も週間ランキングの1位になっている。11年夏には劇場版アニメ「嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」が公開される。

 2位は井上雄彦さんのバスケットボールマンガ「リアル」(集英社)10巻で約29万1000部、3位は羽海野チカさんの将棋マンガ「3月のライオン」(白泉社)5巻で、28万3000部だった。(毎日新聞デジタル)

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