今年流行した言葉を決める「ユーキャン新語・流行語大賞」が1日発表され、「AKB48」がトップテンに入り、授賞式には、高橋みなみさん(19)と高城亜樹さん(19)、指原莉乃さん(18)、倉持明日香さん(21)が出席した。高橋さんは「秋元(康)先生に恩返しをしようと今年一年は頑張ってきました」と“孝行娘”ぶりを語り、3度目の出場が決まったNHK紅白歌合戦に向け、1回目や2回目は『緊張します、やばいです』という感じでしたが、今回は堂々とかっこよく、皆さんに年末見ていただきたいなと思います」と意気込みを語った。
あなたにオススメ
“あの頃”のジャンプ:実写ドラマ化も話題「ウイングマン」 1983年を振り返る
高橋さんは「SKE48」「NMB48」などの姉妹ユニットについて「AKBはちょっと高年齢化しているので、頑張らないと」といい、「今年はAKB48を知っていただく年だった。来年は、個人名を覚えていただける年にしたい」と抱負を語った。
「AKB48」は、秋葉原に専用劇場を持つアイドルグループで、今年6月の「選抜総選挙」が大きな話題となり、通算18枚目のシングル「Beginner」が11月、日本レコード協会のミリオン(100万枚突破)に3年2カ月ぶりに認定されるなど大ブームを巻き起こした。「あらゆる『年代層』を自由自在に横断しながら今年の日本において圧倒的な話題を呼んだ」と評価された。
年間大賞は武良布枝さんの「ゲゲゲの~」、選考委員特別賞には早稲田大学野球部の斎藤佑樹投手の「何か持ってると言われ続けてきました。今日何を持っているかを確信しました……それは仲間です」という言葉が選ばれた。トップテンはほかに、「いい質問ですねぇ」(池上彰さん)、「イクメン」(つるの剛士さん)、「女子会」(大神輝博・モンテローザ社長)、「脱小沢」、「食べるラー油」(小出孝之・桃屋会長)、「ととのいました」(Wコロン)、「~なう」(高校生の梅崎健理さん)、「無縁社会」(NHK社会番組部「無縁社会」制作チーム)。(カッコ内は受賞者)(毎日新聞デジタル)